長野県上田市の龍王山 中禅寺へ。
別所温泉のあたりは「信州の鎌倉」とも呼ばれるほど、神社仏閣が点在しています。
拝観料の200円を、受付に設置された箱に投入し
まずは地蔵堂へ。
開け放たれた扉からは、須弥壇に祀られた延命地蔵菩薩様が遠くに黒っぽく見えたのですが
あいにく首から上は、幕がかかっていました。
お堂の左側には護摩壇も見えたので、不動明王様も祀られているのでしょうか。
地蔵堂の前には、水子地蔵像
地蔵堂の前庭には、修行大師像も祀られていました。
薬師堂の前には、仁王門があります。
長野県のみならず中部地方でも最古のお堂といわれる 薬師堂(重文)
扉の格子から、中を拝見すると
お堂には四本の丸い柱があり、中央の須弥壇上に、薬師如来様(重文)が
お椀のような台座に座られています。
ほの暗い中にひっそりとおわす薬師如来様の斜め左前方には
十二神将のうちの一体。
両手が欠け、傷みが激しい像ですが、それでも凛々しくお薬師様を守っているお姿に
胸が熱くなりました。
薬師堂から仁王門の方を眺めると、独鈷山が見えました。
のどかな風景です。
仁王門前の庭
御朱印は、法事中とのことで書き置きのものをいただきました。
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