受付から、まずは左の建物(新館)へ。
常設展示は快慶作の四天王像、深沙大将立像&執金剛神立像(いずれも重文)が素晴らしいです。
阿弥陀如来様、不動明王様、如意輪観音様など、重要文化財の仏像ばかり。
企画展は【香りの荘厳】と題して、香炉や香合仏に関わる宝物の展示。

紺色の紙に金色と銀色の一切経が、一行ごとに書かれている金銀字一切経(国宝)に感動しました。
中央の建物(紫雲殿)では実際に香りを体験するコーナーもありました。
こちらは冷暖房設備がなく、足元からシンシンと冷えました。
右の建物(放光殿)には、大日如来様(重文)などたくさんの仏像が安置されていました。
今回も運慶作の八大童子立像や、快慶作の孔雀明王を拝めず
受付の方に尋ねると、1年に4回入れ替えがあり、HPにリストが掲載されると教えて下さいました。
中門から檀上伽藍へ。
四天王(持国天・多聞天・広目天・増長天)が祀られています。
金堂(通常は拝観料が必要ですが、この日は無料でした)
秘仏の薬師如来様だけお厨子の中で、あとの仏様(金剛王菩薩・降三世明王・虚空蔵菩薩・普賢延命菩薩・不動明王・金剛薩埵)は拝顔できます。
六角経蔵(荒川経蔵)を一回転させました。
御社(明神社)の鳥居と
拝殿の山王院
御社(重文)
鐘楼
西塔
扉は閉まっているのですが、障子の開いたところから、内部を拝めました。
金剛界の大日如来様と胎蔵界の四仏が安置されています。
須弥壇の柱や天井などが極彩色。
孔雀堂
快慶作のご本尊・孔雀明王像(重文)は霊宝館におられますが
こちらにも孔雀明王様が祀られているのが拝見できました。
准胝堂
障子の開いた部分から、准胝観音様が拝顔できました。
御影堂
弘法大師様はお厨子の中でした。
根本大塔
朝から「大塔修正会」が開催されていたようで、そのお片付けをされているところ、
中に入って拝観させていただきました。
こちらも金堂と同様、通常は拝観料が必要ですが、この日は無料でした。
胎蔵界の大日如来様を、金剛界の四仏が取り囲んでいます。
16本の柱には十六大菩薩。
愛染堂
愛染明王様が拝顔できます。
大会堂
阿弥三尊像が拝めました。
三昧堂
こちらは全く中が見えません。
東塔は昭和59年に再建された新しい塔です。
ご本尊は尊勝仏頂尊で、脇侍は不動明王・降三世明王。
こちらも須弥壇の柱や天井などに施された極彩色が美しいです。
不動堂(国宝)
大塔の鐘(高野四郎)
毎日4時、13時、17時(季節により18時)、21時、23時に鳴らされます。
ちょうど13時の鐘が鳴らされました。
日記をさかのぼってみると、これまでにも2回、13時の鐘を聞いています(〃▽〃)
たくさんの仏さまとご縁を結ばせていたきました。
高野山、好きすぎる♡
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