京都府福知山市にある西国四十九薬師霊場第26番札所・医王山 長安寺へ。
駐車場のすぐ近くには、鹿よけの門扉が。
境内図です。
西国三十三所の観音像が、5~6体ずつ、円形に祀られています。
石段を上ると
地蔵菩薩様と
不動の滝石庭
不動明王様は、藁をかぶっています( *´艸`)
さらに石段を上ると、山門
手水場
鐘楼は撞けませんでした。
「吾唯知足」のつくばい。
水琴窟になっていて、右側の丸い石に水をかけると、涼しげないい音が響きました。
庫裡の受付にて、拝観料300円を納め、
大方丈(本堂)の中へ。
中央にご本尊の釈迦如来様。
脇侍は象に乗った普賢菩薩様と、獅子に乗った文殊菩薩様。
お釈迦様は座像ですが、普賢菩薩さまと文殊菩薩さまは立像です。
小ぶりですが、いいお顔をされています。
天井には、天女が描かれていました。
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方丈から眺めた「薬師三尊四十九燈の庭」
重森完途(重森三玲の長男)の作です。
案内のして下さるお寺の方が
「ちょっと時間ある? ちょうど今、お雛さん出したとこだから、見ていかん?」と
普段は入ることができない庫裡に、通して下さいました。
素敵♪
十二単とまではいきませんが、めっちゃ着物が重なってます!
我が家は女の子がいないので、こんな立派な雛飾りを見る機会はあまりありません。
吊るし雛は、おばあちゃまの手作りだそうです。
庫裡の玄関の飾り物
見事な仏手柑です(〃▽〃)
お寺の方にお話を伺うと、野生の動物がたくさん出現して困っておられるそうです。
ハクビシン、テン、アライグマ、鹿、イノシシなどなど。
弁財天堂
石段を上ったところに、眼光恵透禅師を祀る開山堂と
大師堂
お厨子の扉が開かれ、小さなお大師様が拝顔できました。
薬師堂へ。
向かって左側の扉を開けて、堂内へ。
須弥壇上、お厨子には33年に一度御開帳されるご本尊の薬師如来様が祀られ
お前立の黒っぽいお薬師様が拝顔できました。
金色の日光・月光菩薩様と、左右には十二神将様。
十二神将様は顔の色が赤・青・黄・緑・白などに塗られ、
頭上に小さな干支の動物を載せておられます。
天井の雲龍図・・・よく見ると
描かれているのではなく、彫刻です!
眼球がはめ込まれていて、睨みをきかせています。
聖観世音菩薩様が祀られている観音堂
平和観音さま
いただいた御朱印です。
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