僧侶が座禅しているような花・ザゼン草

座禅草(ザゼンソウ)っていう植物をご存知でしょうか?
私は全く知らなくて、滋賀県高島市のことを調べているときに
めーっちゃ気になるお花を発見!!

高原の湿地帯などに自生していることが多く
平地で観られるのは、高島市今津町だけだそうです。
ざぜん草群生地へ。

駐車場に示されていた地図
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そしてこれが、ザゼンソウ。
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お坊さんが座禅を組む姿に似ていることから、座禅草という名がつけられたそうです。
まるで仏像の光背のような花弁の重なりは「仏炎苞」といい
緑の葉が3年ほどかけて、この色になるそうです。
真ん中の丸いものは「肉穂花序」といい、一つの肉穂花序に約100個の小花が付いています。
外気温が氷点下で仏炎苞が凍結していても、肉穂花序は20度前後に保たれているのだとか。
そして雪を溶かし、顔を出すのですが・・・
花が開くときには、悪臭を放つそうで「スカンクキャベツ」の呼び名があります。

横から伸びている緑色の葉は、1~2年たつと
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こんなに大きくなり、
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やがて紫茶色の花弁の花を咲かせます。

まさに群生。
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この季節だけ、休憩所「今津ざぜん草の里」が開設されます。
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画像でザゼンソウの説明をして下さったり
ちょっとした軽食もいただけます。

今津町のマンホールにも、描かれていました(〃▽〃)
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