滋賀県高島市の びわ湖108霊場・第20番の高光山 大清寺(だいせいじ)へ。
鐘楼で鐘を撞きました。
庫裡のブザーを鳴らし、拝観希望を申し出ると、ご住職の奥様が出て来られ
本堂の扉を開けて下さいました。
外陣から拝ませていただきました。
須弥壇にご本尊の阿弥陀如来様と、脇侍に勢至菩薩様と観音菩薩様。
美しい阿弥陀様です。
脇侍の小さな菩薩様も美しいです。
とても珍しい「絹本著色千手観音二十八部衆像」(重文)は、博物館に寄託されているとのことで
写真が飾られていました。
あちこちで展示されるたびに、貸し出しの承諾をしたり、帰ってこられたら、またその確認をしたりと
手元にないながら、管理がなかなか大変だそうです。
また、野生の猿がよく出没するとのことで
本堂を施錠していないと、扉を開けて供花にいたずらをしたり、匂いのするものを撒き散らすとのことで
かなり困っておられる様子でした。
本堂内は、数年前にきれいに修復されたのですが、外側はまだ手がつけられおらず
奥様いわく「ハンチャラケ」だそうです。
(滋賀県の方言で、中途半端やいい加減のこと)
本堂と庫裡のあいだの池
庫裡の前庭
樹齢300年のスタジイ。
庭園
ご住職がお留守でしたので、書き置きの御朱印をいただきました。
びわ湖108霊場用のもので、専用バインダーに綴じる仕様になってます。
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