一泊で四国八十八ヶ所の21番~28番・30番~33番と、四国別格二十霊場の4番札所の 計13ヶ寺に行ってまいりました。
徳島県阿南市にある「西の高野」こと、第21番札所・舎心山 常住院 太龍寺へ。
前回の参拝は、2017年11月です。
開運橋を渡り、道の駅「鷲の里」の中に、太龍寺ロープウェイの乗り場があります。
往復@2470⇒JAF割引△100円。
西日本最長(全長2,755m)で、二つの山を越えていきます。
足元には、一ヶ所 底が開いていて、下の景色が見えるのですが、
今日はまだ寒いので、透明の板で覆われていました。
世界一の大きさといわれる巨大な鉄塔支柱の傍を通る時は、ド迫力です。
数年前まで生息していたという、ニホンオオカミの像。
舎心ヶ獄には、修行中の弘法大師様の像。
これはロープウェイに貼られていた写真です。
標高476mのロープウェイの駅に到着。
正面に本堂へと向かう石段が見えますが、
ここは上らず、その右にある道を進みます。
可愛い(〃▽〃)
鐘楼門
太龍寺には、徳島県で最大最古の仁王門があるのですが、
ここから300m先・・・ということで、断念。
頭上にある鐘を撞きました。
手水場
石段を上って、まずは本堂へ。
正面から
本堂に祀られているご本尊は、虚空蔵菩薩様ですが、あいにく見えません。
毎年1月12日の正午頃から午後3時頃まで、本堂の中に入って拝観できるそうです。
ご真言は「のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか」
弁天堂
多宝塔
五大虚空蔵菩薩様(法界・金剛・宝光・蓮華・業用虚空蔵)が安置されています。
ご真言は「おん ばじら らたな あ あー あん あーん そわか」
大師堂
屋根の修理中でした。
中は燈籠がたくさん吊り下げられ、とても明るく
小さめのお大師様が拝顔できました。
小坊主さん、発見!
大師堂の裏には、阿吽の象
大師堂奥殿
脇障子の彫刻
中興堂
鐘楼門まで戻り、その先の持仏堂へ。
竹村松嶺による龍の天井絵
護摩堂
六角経堂
裏側には、小祠がありました。
相方がいただいたご朱印と
私がいただいた重ね印です。
修行中の大師像がある舎心ケ嶽へは、ロープウェイの駅から約700mの登り道なのですが
今回も断念してしまいました。
いつかもっと時間に余裕を持って、行ってみたいと思います。
ロープウェイの駅では、今回も「きのこ茶」のお接待を受けました。
あったまる~♡
駐車していた車に戻ろうとしたとき
アメリカ人のBさんと出会いました。
「今からどこへ行きますか?」「え?」(ドキドキ)
「次の22番に行きたいのですが、膝が痛くて・・・
車に乗せてもらいたいのです」
ペラペラとはいきませんが、しっかり聞き取れるレベルの日本語です。
22番札所の平等寺まで、ご一緒することになりました( *´艸`)
約20分ほどの車移動のあいだ、私は見ず知らずの外国人の男性と一緒だと思うと
不安な気持ちもあって、あまり話せなかったのですが
Bさんと相方は、日本語と簡単な英語で、いろんな話をしていました。
Bさんは若いころ、四国に住む彼女とお付き合いをされていたのですが、
彼女さんは、31歳という若さで亡くなったそうです。
なので今回は、四国霊場31番まで巡礼するのだとか。
白衣を着て笠をかぶり、輪袈裟をつけ
手作りの金剛杖を持って来ておられました。
金剛杖は、スターフルーツの木で自作されたそうです。
この2日間の巡礼中、何度もBさんと再会することになるとは
この時は知る由もありませんでした。つづく~♪
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