和歌山県海南市の慶徳山 長保寺(ちょうほうじ)へ。
前回の参拝は、2018年1月です。
遠くから見ても、桜の木がたくさん!
大門(国宝)
吉宗桜がとてもきれいです。
左甚五郎による彫刻の、鯉と
虎と龍
境内図です。
石段の途中にある受付にて拝観料@300円を納めました。
本堂(国宝)
外陣から拝ませていただきました。
内陣の厨子の扉は開けられ、中央にご本尊の釈迦如来様、左右に獅子と象に乗った文殊菩薩様と普賢菩薩様。
LED照明にてライトアップして下さっているので、とてもきれいに拝見できました。
毘沙門天さんと広目天さんも、色鮮やかです。
奥には大きな阿弥陀如来様や地蔵菩薩様などもおられますが、他の寺からや塔頭から来られた仏様だそうです。
多宝塔(国宝)
扉の格子の隙間から、金剛界の大日如来様が拝顔できました。
くびれが美しい♡
大門・本堂・多宝塔の3つの建造物が国宝に指定されているのは、法隆寺と長保寺だけだそうです。
本堂と多宝塔
(多宝塔が手前にあるので、大きく見えています)
護摩堂
鐘楼と阿弥陀堂は、修復工事中でした。
その間に、お地蔵さん
和歌山藩主徳川家歴代の墓所(国指定史跡)は、立入禁止になっていました。
昨年9月4日の台風21号で多数の倒木があったそうです。
国の史跡の指定を受けているため、お寺独自で直すことが出来ず、申請して入札して・・・と
なかなか時間がかかるというお話をしていただきました。
国宝の大門・多宝塔・本堂も、瓦が1枚ずつ飛んでしまったそうですが、
こちらは建造物なので、史跡とはまた別のところに申請が必要とのことでした。
受付まで戻り、客殿の方へ。
菖蒲と芝桜
八重山吹もきれいです。
御霊屋前の寂光庭(重森千青さんの作庭)
いただいた御朱印です。
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