奈良市の世界遺産・華厳宗の大本山 東大寺へ。
神仏霊場巡拝の道第14番札所
これまでの参拝は、2016年3月と、2013年3月と、子供のころに何度か( *´艸`)
南大門(国宝)
日本最大の山門。何度見ても圧倒されます。
高さ8.4メートルの巨大な金剛力士像(国宝)は、なんと69日間で造られました!!
運慶・快慶・定覚(運慶の弟)・湛慶(運慶の長男)が製作したとされ、誰がどちらの像を担当したのかは、見解がわかれているそうです。
当初は阿形像が運慶・吽形像が快慶という説が有力でしたが、平成の解体修理の際に、像内からみつかった墨書きにより、阿形像が運慶と快慶、吽形像が定覚と湛慶と小仏師12名ではないかと。
いずれにしても鎌倉時代の仏師は素晴らしいですねっ(〃▽〃)
金剛力士像の裏側には、石造獅子像が一対(重文)
鏡池
中門(重文)
毎年1月1日の0時から8時までの間、中門が開かれ、金堂内に無料で入堂できるそうです。
兜跋毘沙門天と持国天
受付にて大仏殿とミュージアムのセット券@1000円を購入して中へ。
境内図
手水場
八角燈籠(国宝)
大仏殿・金堂(国宝)
入口を見上げたところ
三脚を使用しなければ、仏像も写真撮影可です。
像高14.7mの盧舎那仏像(国宝)
蓮が活けられた花瓶の蝶・・・よく見ると足が8本あります!
大仏蓮弁の原寸模型
「蓮華蔵世界図」が毛彫で描かれています。
広目天と多聞天
如意輪観音様(重文)
虚空蔵菩薩様(重文)は、写真を撮り忘れました。
賓頭盧さんもめっちゃ大きい!
大仏殿にていただいた御朱印です。
大仏殿を出て、少し高いところにある不動堂へ。
護摩木は1本100円でした。
弁天社
法華堂・三月堂(国宝)
東大寺に残っている堂宇の中で、最古の建物です。
拝観料@600円を納めて、中へ。
堂内のすべての仏像(10体)が国宝。
御本尊・不空羂索観音様の宝冠は、中央に銀製の阿弥陀如来像を飾り、数多くの宝石や透かし彫りで飾られた豪華なものです。
金剛力士像・四天王・梵天・帝釈天がご本尊を囲んでいます。
そしてご本尊の後ろには、秘仏の執金剛神が。
毎年12月16日に公開されるそうです。
法華堂にていただいた御朱印です。
三昧堂・四月堂(重文)
御本尊は十一面観音様(重文)で、阿弥陀如来様が2体(1体は重文)、薬師如来様、弘法大師様、普賢菩薩様が祀られています。
三昧堂にていただいた御朱印です。
二月堂(国宝)へ
手水場の彫刻が素晴らしいです。
天井には方位盤
ご本尊は大観音と小観音と呼ばれる2体の十一面観音様で、どちらも絶対秘仏です。
二月堂にていただいた御朱印です。
二月堂茶所・龍美堂にて
わらび餅セット@950円をいただきました。
トロトロのわらび餅に、たっぷりの黒蜜♡
二月堂から登廊を下ると、
二月堂参籠所(重文)があります。
参籠所の表側には鬼子母神
裏側には毘沙門天が祀られています。
閼伽井屋(重文)
法華堂前にある「絵馬堂茶屋」にてお昼ご飯をいただきました。
柿の葉寿司とにゅうめんセット@1080円です。
国宝の法華堂と二月堂を眺めながら食べると格別!
鐘楼(国宝)
梵鐘も国宝です。
念仏堂(重文)
行基堂
俊乗堂
俊乗上人坐像(国宝)が安置されており、毎年12月16日に公開されるそうです。
大仏殿の反対側まで移動します。
指図堂
戒壇院へ
拝観料@600円を納めて、堂内へ。
中に入るとすぐに階段があり、下檀に上がらせていただきました。
上壇の中央には、高さ5mほどの多宝塔があり、多宝塔内には、銅造の釈迦如来と多宝如来の模造が祀られています(本物はミュージアムに安置)。
上壇の周りを一周することができ、上檀の四隅に立つほぼ等身大の四天王を目の前で拝見させていただくことができました。
こちらは全て本物、塑像の四天王(国宝)です。
今から1200年以上前に造られた四天王、本当に素晴らしく、ゆっくりゆっくり二周して拝ませてさせてもらいました。
豊かな表情といい、キュッと腰の締まったスタイルといい、
新薬師寺の十二神将さんたちと似てるなぁ・・・と思い、帰ってから調べると
恐らくどちらも奈良時代の仏師・国中公麻呂(くになかのきみまろ)作と推定されるとのことでした!!
ちなみに大仏殿の廬舎那仏や、法華堂の不空羂索観音様なども国中公麻呂作と言われています。
戒壇院にていただいた御朱印です。
最後にミュージアムへ。
千手観音様(重文)、塑造の日光・月光菩薩様(国宝)など、素晴らしい仏像がたくさん安置されていました。
また1冊、買ってしまいました・・・
おまけ。
鹿と、鹿の単管バリケード( *´艸`)
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