静岡県の伊豆から150kmほど西へ移動し、浜松市の方広寺こと、深奥山 方広萬寿禅寺へ。
三重塔近くの駐車場に車を停め、拝観受付へ。
方向寺のみの拝観は400円ですが、竜ヶ岩洞(1000円)も拝観できるセット券@1000円を購入しました。
駐車場から、2分ほど坂を下る途中、広い境内が見えます。
七尊堂(重文)
七尊菩薩を合祀した鎮守堂です。
手水場
ここからさらに10分ほど坂道を下り、黒門から入りなおしました。
弁天堂
赤門
「らかん坂」を上っていきます。
名前の通り、五百羅漢さんが、あちらこちらに。
なんともいえない いいお顔(〃▽〃)
延命半僧杉
1881年、奥山大火の後、幹の中が炭化したまま再生し、130年以上生き続けた大杉の切り株です。
奥山大権現の鳥居
椎河大龍王堂
赤い亀背橋を渡ります。
大庫裡の受付に御朱印帳を預け、玄関から入ります。
宝物の展示がありました。
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」のロケ地となったことを記念した展示物や
七宝焼の壺などが展示されていました。
木喰上人作の吉祥天様・准胝観音様・子安地蔵菩薩様が安置されています。
なんともいえない優しい独特の表情が魅力的です!
千利休像、聖徳太子様2歳像なども。
大本堂内へ。
間口32m・奥行き27mのとても大きなお堂です。
須弥壇中央に祀られた釈迦三尊像(重文)が素晴らしいです。
蓮の台座に座られた釈迦如来様は、宝冠をかぶられた珍しい御姿。
脇侍は、文殊菩薩様と普賢菩薩様。
ライトアップされ、黄金に輝いておられます。
お釈迦様の胎内銘には院派の「法橋院遵・法眼院廣・法印院吉」の仏師名が残されているそうです。
修復されたときの図解や、写真などが展示されていました。
本堂の西側にある勅使玄関
本堂から渡り廊下を通って、それぞれのお堂に行くことができます。
観音堂
勅使門と
その奥にある開山堂
開山堂を後方から撮影。
静岡ディスティネーションキャンペーンの一環として、2019年6月30日まで特別公開中です。
外陣は禅宗様の瓦の四半敷で、左右に十六羅漢様。
内陣のさらに奥に、開山の円明大師像が祀られているのが拝顔できました。
渡り廊下の天井に、十二神将様(〃▽〃)
方広寺の鎮守・奥山半僧坊真殿へ。
工匠岩五郎作の昇龍降龍の彫刻がすごいです!!
外陣の様子
縁結びの大黒天さま
内陣には半僧様が祀られていて、15年に一度御開帳されるそうで、前回は平成25年。
ご神体の奥山半僧坊大権現とは・・・僧侶型鼻高天狗のことだそうです。
お参りの仕方は下記のとおり。
一礼(三拝)
御真言「おんなんのう ちりちり そわか」を3回以上唱えて祈願
二拍手
一礼
方広寺本堂まで戻り、裏の階段を上りました。
ここにも五百羅漢さんがたくさん!
涅槃の庭・・・これはわかりやすい!
後方には沙羅の木。
上天台舎利殿
駐車場まで戻り、三重塔へ。
「倒産よけの塔」と言われているそうなので、しっかり祈願しました。
いただいた御朱印です。
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