手水場(水はありません)
井戸
鎮守社
鐘楼
まずは庫裡へ
拝観の申し出をすると、自由に拝観していいですよと。
こんな素晴らしいパンフレット(B4二つ折り)が無料でいただけます!

なんという太っ腹!
本堂
扉が閉まっています。
御本尊は、阿弥陀如来様。
本堂の奥に、屋根だけ見えている客殿(重文)
盛安寺庭園(枯山水庭園)は、坂本のイベント時などに特別拝観を行っておられる時があるそうです。
仏間には「片袖の阿弥陀」と呼ばれる阿弥陀様が祀られています。
道路を隔てたところにある、観音堂
観音堂の御本尊・四臂の十一面観音様は、
観音堂の奥、石段を上がった先にある収蔵庫に、安置されています。
扉が開いているのがわかるでしょうか?
5・6・10月の毎土曜日とGW、正月3ヶ日のみ、このように扉が開かれて
誰でも無料で貴重な仏様とご対面させていただけるのです。
木の扉には大きな格子がありますが、ガラスなどがはめられていないため、
広い開口部から、しっかりと中の仏様を拝ませていただくことができます。
中央に四臂の十一面観音様(重文)。
四臂の前手は合掌をされ、後手の右手は錫杖、左手は蓮の蕾を持たれた珍しい御姿。
像高約180cmなので、ほぼ等身大。
ふくよかな優しいお顔にうっとり。。。
井上靖の小説『星と祭り』に
「観音さまの微笑をふくんでいる顔を仰いでいると、自然にこちらも微笑せずにはいられなくなる」と書かれています。
収蔵庫には、向かって左側に聖観音様と閻魔大王、
右側に阿弥陀如来様と、地蔵菩薩様が祀られています。
聖観音様も地蔵菩薩様もなかなかの美仏です♡
観音堂から本堂の方へ戻ります。
石垣は穴太積みという手法で、石を加工せず自然石を大小うまく組み合わせて巧みに積みあげられています。
安土・江戸・名古屋・彦根などの名城の石垣にも使われている技法なのだとか。
六地蔵
太鼓楼
1階には梵鐘が置かれ
2階には明智光秀の陣太鼓が。
鳴らすことができました。
ちょっとわかりにくいのですが、中央にあるのが明智光秀公の供養塔です。
いただいた御朱印です。

「崇福大悲殿」は、かつての大寺院、崇福寺の観音様という意味だそうです。