前回の参拝は、2019年1月。
結果から書きますと・・・
境内は、本坊・奥之院・御盥山(まんだら園)と3ヶ所に分かれていて、前回は全てまわったのですが、今回はハプニング?があり、御盥山に行くのをすっかり失念してしまいました 。
まずは本坊へ。
山門
別名「二力士門」には、地元出身の琴ヶ濱貞雄力士と大豪久照力士(日本で唯一)。

鐘楼
手水場
本堂
外陣に入らせていただきました。
お経をあげ終わると、お寺の方が「不動堂を案内します」と。
本堂の左奥が不動堂につながる回廊になっており、そこから案内していただけました。
中央に護摩壇があり、こんぴらさんに祀られていたという不動明王様と、神変大菩薩様などが祀られています。
お寺の方が太鼓を鳴らしながら、光明真言や御真言を唱えるのに合わせて
私たちも一緒に唱えました。
「いつでも不動堂に入って、拝んでいけばいいよ」と教えて下さいました。
本堂に戻ると、内々陣にも案内して下さり、秘仏のご本尊・聖観音様のお前立様のシルエットを拝ませていただきました。
本堂外陣は、花天井
壁面には雲中供養菩薩
お堂の中に頭貫や木鼻などがあります。
先ほど中に入らせていただいた不動堂
大王松
本坊にて、相方がいただいた御朱印と

私がいただいた重ね印です。

お接待のキャンディーを有難く頂戴し、400mほど先にある奥之院へ向かいました。
奥之院 山門
左右に四天王
鐘を撞きました。
法雲橋を渡ります(振り返って撮影)
手水場
子安観音
弘法大師誕生湯手掛の松
お大師様を取り上げた産婆さんが手拭いを掛けたという松の枯址
弘法大師産井
お大師様ご出産のときに使われた井戸
大師堂(弘法大師産屋跡)
弘法大師産屋跡と伝わる場所に建てられています。
さて、ここでハプニングといいますか、大きなビデオカメラを構えたお姉さんに声をかけられました。
四国お遍路を紹介する番組を制作するために、この3連休、東京から取材に来られていて、私たちの参拝する様子を撮影させて下さい・・・と。
線香とローソクを供え、お賽銭と納め札を納めるところから撮影開始( *´艸`)
広い外陣(108畳)に入らせていただき、読経している間も。
そしてお堂の外に出ると、そのお姉さんが
「もっと奥まで入らせていただけますよ」と教えて下さいました!
さっそく納経所の方にお願いすると、内陣のさらに奥に案内して下さいました。
そこに祀られているのは、中央に誕生大師様(日本で唯一)、その周囲に四天王。
左右の脇壇に、ご母堂の玉依御前さまと、ご尊父の佐伯直田公が祀られていて、お父様がなかなかのイケメンなのにびっくりw
秘宝の「弘法大師 御産盥」も特別に撫でさせていただきました。
そしてお大師様が中国から持ち帰ったという梵字の刻まれた石で、身体を撫でていただきました。
病気治癒に霊験あらたかだそうです。
さらにお加持米で御産盥を撫で、そのお加持米を下さいました。
大師堂の外陣から、外を見た景色
梵字が貼られているのは、鳥除けだそうです。
納経所に貼られていた紙
お大師様の生誕地については、この海岸寺と善通寺において、裁判沙汰になり、
1816年に嵯峨御所から下った御理解書には『善通寺は大師の父田公の邸宅地であり、海岸寺は母玉依の別荘である。よって、善通寺は父の本居なるを以って降誕の所に相違なく、海岸寺は産屋の所に相違なしというものであった。』・・・
う~ん、よくわかりません。
さらにお大師様のへその緒をお祀りする仏母院というお寺も存在することがわかったので、この後、行ってみることにします。
さーて、取材して下さっているお姉さんに促され、俳句茶屋へ。
ここでも取材は続行(^_^;)
何か俳句を・・・と仰られるのですが、何にも浮かびません!!
とても俳句とは言えない一文を書いて、失礼いたしました(ノ∀`*)ペチョン
帰り際、お姉さんが追いかけて来て、名刺を下さいました。番組制作会社のHPはコチラ。
「外国人向けに四国お遍路を紹介する番組は、11月放送予定です。
その予告編でお二人の映像を紹介させていただきたいと思っています」とのこと。
楽しみなような・・・( *´艸`)