10月14日に四国八十八ヶ所と別格二十霊場を無事に結願しましたので、
その報告とお礼参りということで、3週間ぶりに白衣を着て、世界遺産 高野山 金剛峯寺へ向かいました。
これまでの参拝は、2019年1月、2018年3月、2017年7月、2016年10月、2016年1月、2015年5月、2014年7月、2012年11月、2011年8月。
紅葉の季節に参拝するのは、7年ぶりです!
大門(重文)
時刻は朝の8時。気温は9.8℃。下界より7℃ほど低いので、ひんやりしています。
境内図。
高野山は標高約800mの平坦地に、弘法大師様が開かれた宗教都市です。
西の端にある大門から、壇上伽藍・金剛峯寺を経て、奥之院まで約3.3km。
大門から東の端の方、「中の橋駐車場」まで一気に移動して、奥之院へ。
杉の巨木が立ち並ぶ参道
手水場は水がなく、使用できませんでした。
御廟橋
ここから先は聖域なので、撮影禁止です。
燈籠堂の奥にある、弘法大師御廟の前にて読経しました。
四国八十八ヶ所&別格二十霊場を無事に結願できたことのご報告と、次男の怪我全快を祈願。
御廟は、お大師様が入定(瞑想をして生きたまま仏になること)した場所で、今も生きているとされるお大師様に、1200年以上の間 毎日2回、食事が運ばれているそうです。
厄除大師様と不動明王様が祀られている護摩堂
大黒天さんなどが祀られている御供所にて、奥之院のご朱印をいただきました。
頌徳殿では無料で温かいお茶がいただけます。
中の橋に戻る途中、
阿弥陀如来様が祀られている英霊殿
車を移動して、金剛峯寺へ。
六時の鐘
正門
主殿
鐘楼
大玄関と小玄関
受付で拝観料@500円を納め、主殿の中へ入り、
弘法大師様が祀られている持仏間の前で読経しました。
渡り廊下の小庭
蟠龍庭
令和元年10月19日(土)~11月4日(祝)の期間、奥殿が特別公開。
ちょうど最終日でした!
写真の右側に、ちょこっと写っているのが奥殿です。
奥殿からしか見えない蟠龍庭のはしっこ。
奥殿から見た新書院
書院の上段の間
折上式格天井には花の彫刻
会下門から出ました。
金剛峯寺でいただいた御朱印です。
早めのお昼ご飯を食べ、檀上伽藍へ向かいました。
蛇腹路
東塔
ご本尊は尊勝仏頂尊で、脇侍は不動明王・降三世明王。
三昧堂
阿弥三尊像を祀る大会堂
愛染堂
不動堂(国宝)
大塔の鐘
中門
表に、持国天と多聞天
内側に、松本明慶作の増長天と広目天
7度も再建されている金堂
御本尊は秘仏の薬師如来様。
金剛王菩薩・降三世明王・虚空蔵菩薩・普賢延命菩薩・不動明王・金剛薩埵様が周りに。
六角経蔵(荒川経蔵)
御社の鳥居
山王院(御社の拝殿)
御社(重文)
西塔
金剛界の大日如来様と胎蔵界の四仏が安置されています。
鐘楼
孔雀堂
御本尊の快慶作・孔雀明王様(重文)は霊宝館に祀られています。
准胝堂
御影堂
旧暦3月21日の前夜に「御逮夜法会」が行われ、御影堂の内拝ができるそうです。
高さ50mの根本大塔
胎蔵界の大日如来様を、金剛界の四仏が取り囲んでいます。
16本の柱には十六大菩薩。
最後に、女人堂へ。
女人禁制の時代、女性はここから拝んでいたのですね。。。