神仏霊場巡拝の道第37番。
明治2年の神仏分離以前はお寺院で、多武峯(とうのみね)妙楽寺という名前だったそうです。
第5駐車場から歩く参道沿いに、後醍醐天皇御寄進の石灯篭(重文)
手水場
受付にて拝観料@600円を納めて、140段の石段を上ります。
境内図
石段の途中、右側に進むと東殿(重文)があるのですが、行きそびれました・・・
東宝庫(重文)も、東殿の方からしか見えないようです。
石段の左側には、神廟拝所に行ける石段がありますが、まずは本殿に向かいます。
舞台造りの拝殿が見えてきました。
こちらにも手水舎がありますが
お水はありません。
楼門(重文)
楼門から前へは進めず、右側の拝殿(重文)に入ります。
内部の写真撮影はOKとのこと。
折上格天井には「伽羅」が使われているのだそう!
社宝の展示
拝殿から藤原鎌足公が祀られている本殿(重文)を拝します。
日光東照宮造営の際のお手本となったそうです。
拝殿と本殿は、東西透廊(重文)でつながっています。
拝殿の廻縁には、吊燈籠が並び、絵になりますね!
拝殿を出ると、右側に西宝庫(重文)
そして私がとても見たかった十三重塔♡
世界で唯一現存している木造の十三重塔です。
紅葉には2週間ほど早かったようですが、人が少なくて良かったかも。
拝殿と十三重塔は、藤原鎌足の肖像画と共に、乙20円券(日本銀行券で最後の20円紙幣)のデザインに使われています。
権殿(重文)
末社の比叡神社本殿(重文)
神明神社
竜神社
石段を降りて、閼伽井屋(重文)
末社惣社拝殿(重文)
福禄寿大神が祀られています。
末社惣杜本殿(重文)
神廟拝所(重文)
金色の壁には羅漢と天女が描かれ
中央に藤原鎌足公、向かって左側に秘仏の如意輪観音様を祀るお厨子。
観音講まつりの期間中(6~7月)に一般公開されるそうです。
お写真が飾られていて、とてもお美しい御姿を垣間見ることができます。
須弥壇前方の左右に向かい合っている狛犬は、向かって左側を女性、右側を男性が撫でるといいと書かれていました。

そしてめっちゃ気になったのが、こちらの狛犬。
玉眼がはめられ、とても写実的。鎌倉時代のものとのことで、納得です。
伝・運慶作との説明書きがありましたが・・・
神廟拝所の隣は「けまりの庭」といって、昨日(11月3日)けまり祭が行われたとのこと。
けまりの庭から見た権殿と十三重塔
西入山口から出ました。
祓戸社
駐車場を出て坂を下っていったところに、東大門がありました。
いただいた御朱印です。
