京都市左京区大原の古知谷阿弥陀寺こと、光明山 法国院 阿弥陀寺へ。
大原の三千院から更に、朽木へ向かう若狭街道を車で5分ほど走ったところに、このお寺はありました。
山門
山門横に駐車場がありますが、『上にも駐車場あり』と書かれた看板を発見し、
細い参道を車で上りました。
上に行くと、すでに数台の車が停まっていて、最後のスペースを確保(^_^)v
ここからは徒歩で上ります。
石垣が見えてきました。
『拝観なさらない方へ』
このような案内は、初めて見ました。
何か事故でもあったのかも知れないですね。
さらに登り
受付にて、拝観料@500円を納めます。
受付前の庭
茶室『瑞雲閣』
石垣からはみ出して・・・懸造りの茶室って、初めてかもしれません。
本坊から入ります。
本坊の庭
回廊は、弾誓(たんぜい)上人石廟へと続きます。
拝堂というのでしょうか、石廟の前室があり、向かって左の壁際に阿弥陀様らしき仏像が。
そしてこの奥に・・・
弾誓上人が修行中の僧に掘らせたという巌窟があります。
弾誓上人は松の実と皮のみを食べて体質を樹脂質化し、生きながら二重の石棺に入られ「ミイラ佛」となられ、端座合掌の相で安置されているそうです。
四国ではこういう巌窟をよく見かけますが、まさか京都の大原にあるとは!
回廊を渡って、
本堂へ。
須弥壇中央の厨子の扉が開かれ、弾誓上人立像が祀られているのが拝顔できました。
合掌する細い腕、鋭い眼が印象的です。
弾誓上人ご自身の頭髪を植えているそうです。
向かって右側の、阿弥陀如来様(重文)も拝顔できました。
こちらはどっしりと、座っておられます。
本堂から見えるお庭
鐘楼(撞けません)
六体地蔵尊
いただいた御朱印です。
『1月と2月は拝観停止』と書かれたサイトがありました(お寺には確認未済)。