境内図
納経所のところに
『本堂裏で草をとっておりますのでお電話ください』の貼り紙があり、
電話をかけてみると、すぐにお寺の女性が来て下さいました。
本堂の扉を開けて下さったので、内陣へ。
中央の須弥壇上に、ご本尊の大聖不動明王様。
像高は50cmぐらいでしょうか。
常は秘仏のお不動さん、12月14日(大石内蔵助の討ち入りの日)から1月28日まで御開帳ということで、拝顔させていただくことができました。
両脇には聖観音様と地蔵菩薩様が祀られています。
曹洞宗のお寺は、たいてい釈迦如来様をご本尊に祀っておられるので、珍しいなぁと思って尋ねると、
元は天台宗のお寺で、あんじゅさま(尼の住職)が寛大なお方だったので、そのままお不動さんが御本尊として祀られたのだとか。
こちらのお寺は大石内蔵助が隠棲していたため、貴重な遺品が数多く残されており、
宝物殿には、使用した文机や鍵付き貴重品箱、自作した硯石などの遺品や、赤穂義士四十七人の位牌などが保管されているそうです(拝観料400円)。
忠臣蔵ファンの方にはたまらないでしょうね!
本堂の前脇にある毘沙門堂内には、赤穂義士四十七人の木像が納められているのだとか。
本堂前のお不動さん
大石弁財天
茶室・可笑庵
大石家の邸宅の古材を使って建てられたそうです。
門を出て、石段を降ります。
忠誠堂(納骨堂)
内蔵助の遺髪が納められた遺髪塚。
忠霊塔と「大石良雄君隠棲旧址」の碑(大石良雄=大石内蔵助)
大石稲荷大神
いただいた御朱印です。

桜の木がたくさんありました。