大阪府和泉市の西国三十三所第4番・西国愛染十七霊場第15番札所槇尾山 施福寺(せふくじ)へ。
これまでの参拝は、2018年3月、2017年4月、2010年11月。
駐車場から約30分(1km)の山登りです。
ここからは自販機など一切ありません。
私は最初の急坂が苦手(^_^;)
登りよりも、下って来る時の方が、滑って転びそうでした。
3分ほど登れば、仁王門に到着。
阿吽の金剛力士像、立ち位置が通常とは逆です。
お迎え観音様
十三重石塔
「萬邦協和諸人快楽」の石碑があります。
高野山真言宗の檀信徒勤行の祈願文にある一節。
施福寺は天台宗のお寺ですが、元は真言宗のお寺だったのですね。
ここからは舗装道路ではなく、山道と石段。
実は私、前日まで左膝が痛み、参拝を迷っていたのですが・・・
歩きながら、山岳リーダー・役行者さんの御真言「おん ぎゃくぎゃく えんのうばそく あらんきゃ そわか」を唱えていたら
いつのまにか痛みがすっかり消えておりました(〃▽〃)
登り始めて20分弱で、愛染堂に到着。
愛染明王様は、秘仏でお厨子の中です。
修行大師さま
この地で弘法大師様は、出家得度されたのですね。
弘法大師御髪堂
剃髪したお大師さまの髪が納められてます。
22分ほどで到着~♪
標高600mの槇尾山中腹、約530mあたりなので、少し寒いかと心配していましたが、全く心配無用でした。
まずは手水場
本堂へ
内拝料@500円を納め、内陣へ。
中央にご本尊で丈六の弥勒菩薩様、両脇に十一面千手観音様(西国三十三所のご本尊)と文殊菩薩様、四方に四天王。
四天王は色が鮮やかに残っています。
奥陣の左側には、日本で唯一、丈六の方違大観音様。
悪い方向を正しい方向に向けてくれる仏様です。
奥陣中央部には、弘法大師様・伝教大師様・28部衆・七福神・元三大師様・不動明王様・弁財天さん・なで仏様などが祀られています。
空海さんと最澄さんが同じお堂に祀られているのは、かなり珍しいのでは・・・
右側には、三面八臂で足の裏をこちらに見せて座っている馬頭観音様。
足腰が丈夫になるというご利益があるそうで、私の膝の痛みが消えたのも、馬頭観音さんのおかげ?!
西国三十三所の御本尊が祀られている観音堂
智慧如来像
手水場の横にある、急な石段を上ると
槙尾明神があります。
ここから見ると、本堂の屋根には、鯱が2体のっているのですが、なぜか正面ではなく横向きです。
4回目の参拝にして、初めて・・・
本堂の裏手に回りました。
近くまではいけませんが、鐘楼と
0
今は使われていない護摩堂と大師堂です。
この先に、以前は虚空蔵堂があったそうです。
相方がいただいた御朱印と
私がいただいた重ね印です。