西国三十三所(四)・第9番札所 興福寺

奈良市、法相宗大本山 興福寺へ。
西国三十三所第9番札所・神仏霊場巡拝の道第16番
これまで何度も参拝していますが、特に印象的だったのは、南円堂と北円堂の同時公開(2019年11月)、五重塔と三重塔の同時開扉(2016年9月)。
駐車場は1回につき1000円です。

南円堂近くの手水場
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鐘楼
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三重塔は、かすかに見えるだけ。
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南円堂
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秘仏の御本尊・不空羂索観音菩薩様(国宝)、四天王(国宝)・法相六祖坐像(国宝)は、康慶さん(運慶の父)と、お弟子さんたちの作で、毎年10月17日のみ公開されます。

南円堂の前に小祠があり、賓頭盧さんが祀られています。
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こちらから手を差し入れて、自分の治って欲しいところと賓頭盧さんの同じ個所を撫でます。
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不動明王堂に、お大師様もおられました。
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五重塔
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一昨年、再建された中金堂(拝観料@500円)へ。
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中央に金ぴかの釈迦如来様。
左右の脇侍は、薬王菩薩&薬上菩薩(重文)
四方には、かつて南円堂に安置されていたとされる四天王(国宝)
厨子入りの吉祥天様(重文)は、1月1日から7日まで御開帳されていたそうです。
スラリとした大黒天さん(重文)もおられました。

国宝の東金堂(国宝館との共通券@900円)
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中央に室町時代作の銅造 薬師如来さま(重文)、その左右に白鳳時代作の銅造 日光・月光菩薩さま(重文)、維摩居士坐像(国宝)、文殊菩薩(国宝)、鎌倉時代作の木造 十二神将(国宝)、
四方に平安時代作の木造 四天王(国宝)が祀られています。
四天王は下半身がガッチリ。邪鬼の痛そうなところを踏んでいて、迫力があります。
文殊菩薩様(定慶作)が、素敵でした♡

最後に国宝・重文だらけの国宝館へ(北円堂は行かず)。
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天燈鬼・龍燈鬼がいいなぁ~♡
運慶作の仏頭は、螺髪がだいぶ取れているのですが、それでもくっきりとした美男子。
もともと食堂に祀られていた像高520.5cmの千手観音菩薩様(国宝)、乾漆八部衆(国宝)、乾漆十大弟子立像(国宝)など、素晴らしすぎます。

いつまでも拝んでいたい国宝館を出るときは、ちょっと後ろ髪をひかれる想いですw

相方がいただいた御朱印と
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私がいただいた重ね印です。
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2018年4月は、御朱印待ちの行列ができていて、50分並びましたが、本日は朝早かったからか、新型コロナウィルス肺炎の影響で観光客が減ったのか、スムーズにいただけました。