これまでに何度も参拝していますが、下醍醐のみの時も多く、上醍醐まで上るのは4回目です(前回は2018年5月)。
お弁当持参でいざ!
まずは下醍醐(拝観料は三宝院・霊宝館込みで800円、駐車場は5時間まで1000円)
西大門(仁王門)
金剛力士像(重文)

仁王門を入ってすぐ・・・左右を見て、驚愕。
切り株だらけです。
のちほどお寺の方に尋ねると、2018年9月の台風21号による倒木は、下醍醐から上醍醐まで、およそ3000本に及んだそうです。
白壁塀の損壊なども含めると、被害総額はおよそ4億6000万円だとか。
2019年に、3期に分けて復興クラウドファンディングが行われたそうです。
金堂(国宝)
薬師三尊像(重文)と四天王が安置されていて、拝顔できます。
そして一時的に、五大明王様もこちらに安置されていました。
清瀧宮拝殿と清瀧宮本殿(重文)
五重塔(国宝)
午前中は逆光になるので、撮影が難しいです(^_^;)
不動堂
神変大菩薩様
めっちゃリアル!!
祖師堂
向かって右側に弘法大師様、左側に理源大師様が祀られています。
日月門
観音堂
丈六の阿弥陀如来様の前に3躯の金色の仏像、
さらにその手前の小さな厨子に、秘仏の准胝観世音菩薩様が祀られています。
こちらで御朱印をいただきました。
弁天堂
近くまで行ってみると、なかなか大きなお堂です。
橋には・・・
剣頭(魔除け)と巴(火除け)の模様。
連珠は見えませんが、京都の浄瑠璃寺の須弥壇と同じかも。
ここから出て、上醍醐を目指します(備忘録として、通った時間も記載)。
09:46
09:47
女人堂
不動明王様が祀られています。
入山受付にて入山料@500円(下醍醐の拝観券提示で100円割引)を納め、
ハイキングスタート♪
09:52
10:10 女人堂から約1kmほど歩いて、不動の滝にてお茶休憩。
中央上にお不動さんが祀られ、その横に滝があります。
10:16 ここからの登りがけっこうハード。
10:20 音羽魔王大権現
10:31 「16丁」と書かれた標識(女人堂が1丁)
1丁は約109m(1200m=11丁)
役行者さんが祀られています。
ここからは少し下って行き、
10:35 寺務所の門が見えたら、上醍醐に到着(山頂はもっと上)です。
醍醐山全景鳥観図
ここから左右に道が分かれているので、左から上がって、右から降りてくるコースで行きます。
10:36 清瀧宮拝殿(国宝)
清瀧宮本殿
醍醐寺発祥の地(理源大師が山上に立てた隠遁場所)
ここでは醍醐水をいただけます♪
横尾大明神
10:43 准胝堂跡(2008年の落雷火災で焼失)
『再建予定地』と書かれた札が立っています。
遠くに小さく見える祠は、柏木稲荷大明神
10:45 薬師堂(国宝)
まだ登ります。
10:51 五大堂
10:58 山頂に到着~(〃▽〃)
如意輪堂(重文)
如意輪観音様・毘沙門・吉祥天様が祀られているそうです。
白山大権現
開山堂
中央に理源大師様、左に弘法大師様、右に観賢僧正様が祀られているそうです。
ここで四国式のお経を読みました。
地蔵堂
少し下ったところに、白河院天皇の墓所
山頂でお弁当を食べ、20分ほど休憩して下山。
11:28 経蔵跡(1939年の山火事で焼失)
(薬師堂が上に見えました)
12:00 槍山(豊太閤花見跡)
醍醐山の土は粘土質なので、下りはツルツル滑りました(^_^;)
12:08 女人堂前の休憩所に到着
汗ばみながら温度計を見ると8℃でした。
お昼ご飯休憩をのぞくと、往復でちょうど2時間かかりました。
下醍醐の伽藍エリアは、再入場できないため、横道から出て 三宝院へ。
唐門(国宝)
大玄関
中庭
三宝院庭園
向かって左の松が亀島、右の松が鶴島。
賀茂の三石
左の石は、賀茂川の「流れの速いさま」、中の石は「川の淀んだ状態」、右の石は「川の水が割れて砕け散る様子」を表しているそうです。
三宝院の非公開エリア(純浄観・弥勒堂・奥宸殿)については、2017年4月の日記をどうぞ。
快慶作の弥勒菩薩様、ぜひまた拝ませていただきたいものです。
霊宝館へ
本館と平成館は非公開、仏像棟のみの拝観です。
台風21号の被害はこちらにも。
醍醐大しだれ桜が・・・
向かって右側の枝が、たくさん折れています。
仏像棟は、たくさんの寺宝の中から、随時 入れ替えされて公開して下さっています。
本日お会いできた仏様は、
快慶作の不動明王様、平安時代の如意輪観音坐像・吉祥天立像・五大明王像など。
相方がいただいた御朱印と

私がいただいた重ね印です。

醍醐寺の歩数 16655歩・歩いた距離 11.9km・上った階数 128階
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