中国観音霊場第9番札所・浄土寺

広島県尾道市の、中国観音霊場第9番札所・転法輪山 大乗院 浄土寺へ。
国道2号線沿いに「浄土寺下」という交差点があり、徒歩の方はそちらから山門に上がって行くことができます。
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あいだをJR山陽本線の線路が通っています( *´艸`)
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駐車場はお寺の境内にあるのですが・・・
なかなかこれがわかりにくい。地元の人ならわかるのかな?
自動車1台がやっと通れるような細い道(一方通行ではない)を通って境内へ。

境内をいったん出て、山門(重文)から入り直します。
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山門から石段を見下ろすと、JRの線路と、道路の向こう側に瀬戸内海と向島が見えました!
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山門の手前に
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めっちゃお気に入り(〃▽〃)
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山門を本堂側からパチリ。
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門の両側に、鳩の絵馬がぎっしりぶら下がっています。
境内には鳩がたくさんいました(鳩のエサも売られています)。

山門をくぐると、うわーーーっ!!
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いいねいいね!
国宝の多宝塔と、重文の阿弥陀堂。

逸る心を静めて、手水場へ。
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鐘楼(撞けません)
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本堂(国宝)
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小坊主さん♡
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本堂の外陣に入り、内拝料@600円をお支払いすると
お寺の方の案内で、本堂・阿弥陀堂の内陣、方丈・庭園などを拝観することができます。

まずは本堂を案内していただきました。
見上げると、最も格式高い二重折上格天井(脇室は化粧屋根裏天井)。
左脇室に愛染明王様が祀られ、足利尊氏の肖像のレプリカが(本物は宝物館に)。
後陣の大黒天さんは伏せたハスに乗り、小槌を持たない珍しい御姿。
右脇室には弘法大師様が祀られていますが、お厨子に布がかけられ、御姿は拝顔できません。
本堂ご本尊の十一面観音様は秘仏で、33年に一度御開帳。次回は令和16年の予定とのこと。
脇侍の不動明王様は歯を全部出しているという、これまた珍しい御姿。

本堂から廻廊を通り、阿弥陀堂(重文)の内陣へ。
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こちらも二重折上格天井です。
壁上部には卍くずしの組子。
表面は緑色で厚みの部分は赤色。見る角度によって、色も模様も違って見えます。
中央に阿弥陀三尊像が祀られ、すぐ真ん前で拝ませていただきました。
定朝様のとても美しい阿弥陀坐像です。

阿弥陀堂を出て、歓喜天さんが祀られているお堂の下を通り、
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方丈(重文)へ。
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方丈内は撮影禁止です。
上段の間には、黒いお厨子があり、聖徳太子2歳像が祀られているそうです。

方丈庭園
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お寺の方の案内は、ここで終了。
あとは自由拝観となります。

名勝庭園
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露滴庵(重文)
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庫裡(重文)では、お守り作り体験が行われていました。
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廻廊を通って、本堂外陣に戻り
あらためて弘法大師様の前で読経をし、本堂を出ました。

唐門(重文)
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多宝塔(国宝)
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経堂
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地蔵堂
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護摩堂
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文殊堂
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丹生神社
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子安堂
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納経塔・宝篋印塔なども重要文化財のものがありました。

帰りの車の中から撮影・・・右側の建物の門=裏門 (重文)
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いただいた御朱印です。
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この記事へのコメント

  • ドロスケ

    あの狛犬、距離が近くてかわいいですね。
    動きもあるし。
    こんなの見たことないです!
    気にいるのが分かります!
    2020年03月31日 14:35
  • のりたま

    ドロスケさま

    コメントありがとうございます!
    こんな狛犬は初めて見たので、テンション上がりました↑↑
    2020年03月31日 20:24