西国三十三所(四)・第13番札所 石山寺

滋賀県大津市の西国三十三所第13番・近江西国三十三所霊場第3番札所・石光山 石山寺へ。
駐車場@600円からは2分ほど歩きます。

東大門(重文)
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拝観受付にて、セット券@1200円(入山料+本尊特別拝観料+豊浄殿拝観料)を納めました。
本堂の御本尊・如意輪観音様は、33年に一度の御開帳で、2016年10月に拝顔させていただいたときは、もう二度とお目にかかれないかも?と思っておりましたが・・・
天皇陛下が即位された翌年にも御開帳されるということで、2020年3月18日から6月30日まで御開帳です。
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境内図
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御影堂(重文)
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菅原道真公の孫で、石山寺第三代座主・淳祐内供像(重文)が中央に祀られ、
その背後には、弘法大師図が掲げられています。

蓮如堂(重文)
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もとは三十八所権現社本殿の拝殿だったそうです。

ここから見える多宝塔
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本堂(国宝)
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全体像を撮影するのは難しいのですが、懸造の大きなお堂です。

まずは外陣(礼堂)にローソクをお供えました。
いつもは祭壇に祀られているお前立の如意輪観音様が、外陣から手が届きそうな近くに移動されています。
内陣(正堂)に入らせていただくと、手前の右側には、薬師如来様が祀られ、周りに薄い板のような十二神将さんが。
中央に進み、巨大な厨子の前へ。
丈六(約5m)のご本尊・如意輪観音様は二臂で、硅灰石の上に左足を踏み下げて座られているお姿。
足の甲がふっくらとしています。
お厨子の中、脇侍は執金剛神と蔵王権現。

内陣の向かって左側には、不動明王様(重文)も祀られていました。
後陣には、如意輪観音様の胎内から発見された、4軀の小さな金銅仏(重文)や
旧本尊の脇侍だった蔵王権現の心木(重文)も特別公開中。

三十八所権現社本殿(重文)
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鐘楼(重文)
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多宝塔(国宝)
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覗きこむようにすると快慶作の金剛界・大日如来様(重文)は、玉眼が光っているように見えました。

豊浄殿(宝物館)へ。
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『石山寺と紫式部展 奉祝吉祥令和石山』が開催中で、
天皇直筆の「源氏物語」の詞書や、皇室ゆかりの品々が展示されています。
小さなボンボニエール(砂糖菓子を入れる容器)がたくさん♡
仏像は旧お前立ちの如意輪観音様(重文)や、宇賀神弁財天によく似た如意輪観音様などが安置されていました。

光堂のあたりは、桜がきれい。
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大黒天堂
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内陣に大きなお厨子があり、とても大きな大黒天さんが祀られているそうです。
12年に一度、子年(今年です!)の10月1日~7日まで御開帳されます。

くぐり岩・観音堂・毘沙門堂・硅灰石・経蔵・無憂園などについては、2018年5月の日記をどうぞ。

相方がいただいた御朱印には、プラス100円で「御即位御吉例御開扉」印を押していただきました。
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私がいただいた重ね印と
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購入した、御吉例ご本尊御開扉記念の御朱印帳@2000円です。
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諸堂を荘厳してきた五色幕が使われているそうです。

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