中秘仏御開帳・朝護孫子寺

奈良県平群町にある信貴山 朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)へ。
神仏霊場巡拝の道第30番
これまでの参拝は、2018年8月2011年12月です。
駐車場@500円に車を停めると、大きな鳥居。
神仏習合の名残で、境内には鳥居がたくさんあります。
IMG_6665.JPG

上記の鳥居をくぐらず、いったん駐車場の入口から急坂を上ると、仁王門をくぐって入ることができます。
IMG_6752.JPG

表は金剛力士像
IMG_6754-horz.jpg

内側は狛犬
IMG_6758-horz.jpg
どちらもよくみかけるのとは、阿吽が逆です。

境内図
IMG_6750.JPG

世界一大福虎の上方に本堂が見えています。
IMG_6673.JPG

赤門
IMG_6680.JPG

かやの木稲荷
IMG_6685.JPG

手水に狐さん(〃▽〃)
IMG_6684.JPG

宝寿橋を渡ると、弁天堂。幕に琵琶が描かれています。
IMG_6689.JPG

三宝堂
IMG_6693.JPG

本堂前の水屋(手水場)
IMG_6697.JPG

本堂
IMG_6698.JPG

IMG_6703.JPG

香炉には虎の文様
IMG_6707.JPG

扁額に毘沙門天王の文字とムカデ
IMG_6705.JPG

ここにもムカデ
IMG_6708.JPG

中秘仏御開帳 特別拝尊料@500円を納め、内陣へ。
金ピカのお厨子、金ピカの欄間、飾り物もすべてピカピカです。
いつもはお前立の毘沙門天様が拝顔できるのですが、毎年7月1日~5日は中秘仏の毘沙門天様が御開帳されます(奥秘仏といわれるご本尊は12年に一度、寅年のみに御開帳)。
黒っぽい毘沙門天様をお厨子のすぐ近くで拝ませていただきました。
踏まれている邪鬼は、顔をこちら側に向け、左手を前に突き出している珍しいポーズ。
善膩師童子・吉祥天もお厨子の前に祀られています。
本堂内陣の奥には、毘沙門天王の眷属である二十八使者像が安置されていました。

7月1日から再開されたばかりの、戒壇めぐり@200をしました。
ただ・・・コロナの影響により、人との距離を確認するための行灯が、ところどころに灯され、
真の闇を体験することは叶いませんでした。

懸け造りの舞台は、とても気持ちがいいです。
IMG_6711.JPG

一切経蔵堂
IMG_6713.JPG

IMG_6714.JPG

IMG_6715.JPG

多宝塔
IMG_6718.JPG

行者堂
IMG_6721.JPG
意外に丸顔の神変大菩薩様が拝顔できました。

ここからは山歩き。
IMG_6722.JPG

約700mの九十九折りの山道を上ると、山頂に空鉢護法堂があります。
IMG_6728.JPG
お守りなどを売られているところで、三ツ矢サイダーを購入し、生き返りました。

再び伽藍まで下り、境内の中にある塔頭の玉蔵院へ。
IMG_6730.JPG
三重塔には、阿閦如来様が祀られています。
こちらでは1泊の修行体験などができるとのこと! やってみようかしらん・・・( *´艸`)

日本一大地蔵堂
IMG_6731.JPG

IMG_6735.JPG

二つ目の塔頭、成福院の融通殿
IMG_6740.JPG
如意融通尊が祀られています。

虎大師様の前は、花手水になっていました♡
IMG_6737.JPG

三つ目の塔頭・千手院の護摩堂
IMG_6746.JPG

塔頭寺院は3つとも、宿坊を兼ねていて、宿泊や精進料理をいただくことができるそうです。

最後に開山堂へ。
IMG_6747.JPG

中央に大きな岩窟が配され、四国八十八ヶ所の御本尊様を模した像が、ずらりと祀られています。
そして四方の中心に、聖徳太子様・弘法大師様・命蓮上人・歓算上人の像。
床には八十八ヶ所のお砂が敷かれ、各札所に納め札とお賽銭を納めることができる本格的なお砂踏みが体験できます。

開山堂から見た多宝塔と鐘楼
IMG_6748.JPG

駐車場に戻る途中、大門池にかかる鋼製の開運橋があり、ここでバンジージャンプをされていました。
IMG_6749.JPG

上路カンチレバー橋の中では、日本で最古のものだそうです。
IMG_6751.JPG

奥之院へ行った時の日記は、コチラをどうぞ。

いただいた御朱印と
IMG_20200705_0001.jpg

護符です。
IMG_20200705_0003.jpg

この記事へのコメント