兵庫県姫路市の『西の比叡山』と言われる、西国三十三所第27番札所・書寫山 圓教寺(えんぎょうじ)へ。
書写山ロープウェイ(往復@1000円)に乗り、
山上駅から少し歩いて、入山料@500円を納めます。
ここから摩尼殿までバス(往復@500円)に乗ることもできますが、
仁王門までの道のりが楽しいので、歩いていきまーす♪
参道「西国巡礼の道」に祀られている西国三十三所御本尊像は、それぞれのご本尊様にとてもよく似ます。
例えば三室戸寺の二臂の千手観音様や
亀に乘る総持寺の千手観音様などなど。
嬉しい気持ちになります。
仁王門
ここからは下り道。
山上駅から約15分ほどで、摩尼殿(観音堂)に到着。
内陣には大きな5つの厨子があり、中央にご本尊の如意輪観音様、あとの4つには四天王像(重文)が祀られています。
いずれも秘仏で、1月18日のみのご開帳です。
向拝の天井
賓頭盧さん
摩尼殿から5分ほど山道を歩いて、三つの塔のあるエリアへ。
少し暗い道から、いきなり明るく広い場所に出て、三つの塔を見ると、毎回 ため息が出ます。
めっちゃ気持ちのいいい空間。
正面は食堂(重文)
1階の写経道場から見える常行堂の舞台
2階が寺宝展示館(無料)となっていて、ご本尊は僧形の文殊菩薩様。
以前は根本薬師堂に祀られていた薬師オールスター(薬師如来・日光月光菩薩・十二神将)や、五大明王様、金剛堂の金剛薩埵像、破損仏もたくさん祀られています。
常行堂(重文)
東側にまわると、実はそちらが正面で、窓から丈六の御本尊・阿弥陀如来坐像(重文)が拝顔できます。
北接する長さ十間の細長い建物は楽屋で、その中央に張り出した舞台は、向かいに建つ大講堂に安置されている釈迦三尊像に舞楽を奉納するためのものだそうです。
大講堂(重文)
中央に釈迦如来坐像、左右の脇侍は少し小さな文殊・普賢菩薩立像(全て重文)が祀られ、拝顔できます。
三つのお堂から3分ほど山道を進むと、奥之院です。
開山堂・不動堂・護法堂などがあります。
さらに進むと金剛堂(重文)
鐘楼(重文)
常行堂の裏に戻ってきます。
本多家廟屋・不動堂・開山堂・護法堂と拝殿・根本薬師堂などについては、2018年8月の日記をどうぞ。
相方がいただいた御朱印と
私がいただいた重ね印です。
摩尼殿前の はづき茶屋でいただいた「くず桜」という和菓子がめちゃ美味しかった!
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