黄金と白金のお堂が輝く霊山寺

奈良市中町にある西国四十九薬師霊場第2番札所・登美山 鼻高 霊山寺(りょうせんじ)へ。

鐘楼(幸せを呼ぶ鐘)は、コロナ感染予防のため撞けません。
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受付にて入山料@500円を納めました。

山門はなく、朱塗りの鳥居をくぐります。
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鳥居の扁額には「大辯財天」の文字。

手水場(現在は使用不可)の奥は、八体仏霊場
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八体仏というのは、十二支の守り本尊のことです(四体は2つの干支を守るため)。
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石段を上った先に
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鐘楼(重文)
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本堂(国宝)
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蟇股に薬壺
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外陣に入らせていただきました。
内陣の厨子内に、秘仏の薬師三尊像(重文)が祀られています。
左右の十二神将像(重文)が拝顔できました。
脇陣にはとても端正なお顔立ちの地蔵菩薩様(重文)や、大日如来様(重文)・阿弥陀如来様(重文)・行基菩薩様などが祀られ、すぐ近くで拝ませていただきました。

いったん石段を降り、谷をはさんだ向かい側にある伽藍へ。
開山大師堂
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もともとは開山の行基菩薩様が祀られていたそうですが、江戸時代より弘法大師様が祀られるようになったそうです。

三重塔(重文)
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ご本尊・阿弥陀如来坐像を祀る後ろの壁に五大明王尊、裏面には涅槃図、四方の扉に八方天などが極彩色で描かれていて、11月3日に公開されるそうです。

行者堂
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再び本堂の近くに戻り、辨天堂
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辯才天の本地仏である聖観世音菩薩を祀り、脇侍は不動明王と毘沙門天。

聖天堂
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辨天堂の奥には、金色と銀色に輝くお堂があります。
向かって左側が、大辯才天黄金殿
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御本尊は大辯才天様。

右側は白金殿
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黄金殿と同じ形のお堂で、総桧造りにプラチナ箔。
円照尼と眷属大龍神が祀られています。

鉄筋コンクリートの懸け造りで、ガラスで囲われています。
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奥之院・薬師湯などについては、2017年1月の日記をどうぞ。
ちなみに薬師湯は、コロナの影響により休業されていましたが、7月24日より再開されるそうです。
バラ庭園(5月と10月が見ごろ)・ゴルフ練習場・大霊園などもあります。

いただいた御朱印です。
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