神戸市北区の近畿三十六不動尊霊場第11番・西国愛染十七霊場第3番札所獨鈷山 鏑射寺(かぶらいじ)へ。
創建は581年、開山は聖徳太子様です。
参道の右側に石段があり
石段の隣に、大きな桶のような、祠のような???
石段の上に、弁天堂
扉を開けて、内陣を拝むことができましたが、弁財天さんは閉まったお厨子の中でした。
石段を降り、本堂へ向かう途中に、護摩堂
蟇股は、阿吽の龍
こちらも扉を開けて、内陣に入らせていただきました。
中央奥に黒光りする不動三尊像が祀られています。
不動明王様は左足を踏み下げた半跏坐像で、昭和の名仏師・村岡久作氏の作だそうです。
眼光がするどく光っています。
向かって左側の毘沙門天さんは、二躯の邪鬼を踏み、なかなかのイケメン。
三重塔
村岡久作氏による虚空蔵菩薩様が祀られているそうです。
鐘楼は修復工事中
本堂
法要中ということで、向拝の下から内陣をのぞきこむような感じで拝みました。
中央に火炎光背の大日如来様が祀られ、向かって左側には愛染明王様も拝顔できました。
十一面観音様などはよく見えませんでした。
大師堂
扉が閉じられています。
大師堂前の池
四国八十八ヶ所と西国三十三所霊場の石仏さんたち
いただいた御朱印です。
帰ってからわかったのですが、
毎月22日は護摩堂で護摩炊きが行われたあと、本堂でご住職が法話をされるので、
遠方からもたくさんの方が来られるそうです。
鏑射寺名誉住職の中村公隆大阿闍梨は、現代の空海とも呼ばれる方なのだとか。
ぜひ22日に再訪したいものです。
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