神戸市北区の近畿三十六不動尊霊場 第10番・若王山 無動寺へ。
参道には、新四国88ヶ所霊場のご本尊様とお大師様が祀られています。
手水場
近づくと、自動的に水が出てきます。
苔むした石段を上ります。
鐘楼
「福を呼ぶ鐘」を撞きました。
一願大師像
お大師様の後ろに見える茅葺屋根の庫裡に行き、拝観を申し出ました。
本堂
内拝料@300円を納めると、自由に奥に入っていいと言われたので、
内陣を通り、さらに奥の厨子式になった奥殿の前へ。
厨子の扉の左右に、持国天と毘沙門天様。
大きなガラスが張られた奥の間は、明るくライトアップされています。
厨子内 中央奥に、丈六の大日如来坐像(重文)。白い宝冠が印象的です。
向かって左側は、奥に釈迦如来坐像(重文)、手前に十一面観音立像(重文)と不動明王坐像(重文)。
右側は前後に阿弥陀如来坐像(奥の阿弥陀様が重文)。
本堂に戻ると、内陣の左側に、美しい地蔵菩薩様や、弁財天・大黒天さんなどが祀られ、
右側には弘法大師様が祀られています。
見上げると壁の上部には真言八祖が描かれ、運中供養菩薩のような天女の姿もありました。
本堂の入口に、「施餓鬼棚」という祭壇のようなものが設けられています。
写真は外から撮ったもので、内側から見ると、塔婆がたてられ
お米に茄子を混ぜたようなもの等が供えられていました。
ちょうどこの日は朝から地蔵盆、午後からは施餓鬼法要をされるとのことで、
私たちがうかがったのは、その間の静かな時間だったようです。
運よく、護摩堂の扉が開けられました。
護摩壇の奥に、厄除不動三尊像が祀られています。
セイタカ・コンガラ童子は、写真で見た金剛峯寺の童子(高野山の運慶作)と髪型や立ち姿などが似ている気がしました。
鳥居の奥に進むと、若王子神社本殿と奥之院があるそうです。
いただいた御朱印です。
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