神戸市中央区の近畿三十六不動尊霊場 第9番・西国愛染十七霊場第5番・摂津国八十八所第82番札所、再度山 大龍寺(たいりゅうじ)へ。
カーナビが案内してくれたのは、再度公園の駐車場。
そこから少し歩いたところに案内があり、山に入っていきます。
10分ほど上ると、鳥居があり
鐘楼
権倉稲荷大明神
護摩場
毘沙門堂
中を見ることができませんでしたが、毘沙門天の他に三面大黒天・弁財天などが祀られているようです。
本堂(大師堂)
御本尊様は聖如意輪観音菩薩(重文)で、奈良時代後期の作。
脇侍は毘沙門天立像と八臂の弁財天坐像。
毎月21日と7月20日に御開帳されるそうですが・・・
向拝から覗き込むと、脇侍の二躯だけではなく、秘仏の御本尊様と思われる仏像も首から下が見えました。
如意輪観音様と伝わっていますが、聖観音様のような立像です。
弘法大師様は拝見できませんでした。
賓頭盧さん
護摩堂
石段を下り、納経所を兼ねる納骨堂(霊明殿)へ。
靴を脱いで、中へ入らせていただきました。
たくさん机と椅子が並べられ、中央奥に大日如来様が祀られる須弥壇がありました。
向かって左側に弥勒菩薩坐像、手前に三面大黒天さん。
右側の奥には、不動三尊像が祀られていて、二童子は今まで見たことがないようなポーズでした。
ご住職が冷たいお茶を入れて下さり
再度山(ふたたびさん)について教えて下さいました。
空海が遣唐使として唐に渡る前に、こちらのお寺に参られ、船の無事を祈願をされたそうです。
そして唐から帰国された後、お礼参りに来られたので、再度(ふたたび)山と名付けられたのだとか。
とても歴史のあるお寺なんですね!
参拝順序が逆になってしまったのですが、納骨堂の前の石段を下りると、
手水場
仁王門
水子地蔵尊
このまま進むと山門に出られるようなのですが、駐車場に戻る道がわからないので元来た道を戻りました。
すれ違う登山者の方たちが、ことごとく防虫ネットつきの帽子をかぶられていたのが気になりました。
私は茶色の麦わら帽子をかぶっていたのですが、大きな羽音の虫にしつこくついてこられたので、スズメバチだったのかも?と思うと、あとでゾッとしました。
再度公園の駐車場に戻り、車で1kmほど走ると、山門を発見!
山門の脇を抜けて上ると、お寺の駐車場があったようです。
う~ん、カーナビだけを頼っていてはいけませんね(^_^;)
いただいた御朱印です。
本日の歩数 6938歩・歩いた距離 4.9km・上った階数 26階
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