快慶作の阿弥陀如来立像が、9月12日~22日特別御開帳(通常は事前予約要)。
山門
山門前には、快慶作の阿弥陀さんの説明書
御開帳は10時からなので、それまで本堂などを参拝しつつ待ちます。
鐘楼(撞けません)
本堂
天水受けがまるで手水石のようです。
向拝から本堂の中をガラス越しに拝見。
内陣の高くなったところに須弥壇が設けられ、阿弥陀三尊像が祀られています。
ご本尊の阿弥陀如来坐像は安土桃山時代の作で、こちらが快慶作といわれても頷いてしまいそうな美しい阿弥陀様です。
脇侍の観音・勢至菩薩像はよく見えませんでした。
本堂前に、六地蔵さんと・・・
室町時代作の阿弥陀さんの石仏
地蔵堂
地蔵堂の向拝に、目つきの鋭い猫・・・もう一匹 そっくりの子がいました。
10時になり、特設テントの受付に行くと、2番乗り。
検温をしてもらい、拝観受付名簿に記載し、阿弥陀堂内へ(拝観料は志納)。
快慶作の阿弥陀如来立像(重文)は、像高81.4cmで頭部が小さめの八等身。
とても端正なお顔立ちで、いかにも快慶さんらしい仏像です。
細く開かれた瞳に、玉眼がはめられているそうなのですが、よく見えません。
足ほぞ(台座に固定するための、足の下の下駄の歯のような出っ張り)に、快慶さんの墨書銘があるそうで、案内の方が写真を見せて下さいました。
阿弥陀さんには珍しく火炎光背(後補)を持ち、表面に黒い煤がついているので、もともとは密教寺院に祀られていたのではないか・・・というお話でした。
脇侍の勢至・観音菩薩立像は後の時代に別の作者が作られたもの。
西国三十三所のご本尊が、左右に祀られていました。
いただいた御朱印です。

この記事へのコメント