奈良県広陵町、大和北部八十八ヶ所第85番札所・百済寺(くだらじ)へ。
遠くから三重塔は見えているのですが、なかなか辿り着けず、のどかな田んぼが広がる畦道のような道路を通って到着。
無住のお寺で、三重塔と本堂だけが残っています。
隣接する春日若宮神社の鳥居の向こうに、三重塔(重文)。
ちょっと不思議な光景です。
こんなところに、こんな美しい塔があったなんて・・・
全高23m。鎌倉時代の建立で、大日如来様が安置されているそうです。
本堂
蟇股にウサギ。
談山神社の本殿を移築したものだそうです。
御本尊は、兜跋毘沙門天様。
弘法大師様が掘ったとされる梵字池は、バン(大日如来)の形。
航空写真をみつけました。
確かに、そんな形に見えるかも。
梵字池について書かれた説明書きを見ると・・・
与楽寺と秦楽寺にもあり、三つを合わせて三霊池と呼ばれているそうなので、このあと行ってみることにします(〃▽〃)
山部赤人の句碑
隣接している春日若宮神社も参拝しました。
稲荷社
手水場
末社がたくさんあります。
拝殿
拝殿からの本殿
本殿
帰ってから調べてわかったことなのですが、百済寺の御朱印は當麻寺西南院でいただけるそうです。
後日(2022年7月31日)、當麻寺西南院にて、御朱印をいただきました。
三重塔と本堂の内部拝観は、2週間前までに広陵町文化財保存課へ申込むと可能だそうです。
いつかリベンジ・・・
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