高知県室戸市 第26番札所:龍頭山 光明院 金剛頂寺
宗派:真言宗豊山派 開基:弘法大師 ご本尊:薬師如来 創建:大同2年(807)
駐車場代@200円は納経所で納めます。
136段の石段を上ったところに仁王門
鐘楼の手前に、捕鯨八千頭精霊供養塔
本堂
お前立ちの薬師如来様と日光・月光菩薩様、左右に十二神将、愛染・不動明王様などが拝顔できました。
御本尊の薬師如来様は、毎年大晦日より初薬師の法要がある1月8日まで御開帳されます。
稚児大師尊像
その横の道を入って行くと
天然記念物・ヤッコソウ群生地(開花期は、10月末から11月頃)があり
さらに奥に智光上人の御廟があります。
境内の中央あたりに戻ります。
修行大師像
大師堂
お大師様は見えませんでした。
2日前に電話予約をして案内していただいたのは、どうしても拝観したかった霊宝殿(拝観料@500円)。
重要文化財の寺宝がズラリです。
平安時代作の阿弥陀如来坐像はとても美しく、微笑んでおられるよう。
奈良時代作の銅造観音菩薩立像は像高29cm、飛鳥仏を思わせるプロポーションです。
特に印象深いのは、金剛旅壇具。
密教法具を背負って持ち運べるようにしたもので、平安後期のものとしては、日本唯一だそうです。
板彫真言八祖・朝鮮鐘・大毘盧遮那経・金剛頂経なども重要文化財。
その他にも、愛染・不動明王が合体した二面八臂明王の掛軸や、弘法大師様の手形など、貴重な宝物をたくさん拝見させていただきました!
霊宝殿の脇を下ると、今まで2度の参拝では見逃していた西側エリアがあります。
弁財天堂
ここから北に向かうと、五智如来石碑
五如来の梵字が刻まれています。
姿見の池
北向地蔵堂
弁天池まで戻り、壇信徒会館のある方へ向かいます。
魚籃観音像
よく見かける魚籃さんは、お魚の入った籠を持っているか、お魚の上に乗っておられるので、このように魚を抱えている像は初めてかも知れません。
見上げると茶室
勅使門跡(奥の建物は灌頂堂)
護摩堂
一粒万倍の釜・がん封じの椿御霊木などについては、2019年3月の日記、飛び地境内の不動岩については、コチラをどうぞ。
いただいた御朱印は、重ね印と
賜弘法大師号1100年記念の「大師納経」です。
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