宗派:真言宗善通寺派 開基:天武天皇 ご本尊:七仏薬師如来 創建:白鳳2年(673)
大門(仁王門)
本堂
朝8時に到着し、まず本堂に向かいましたら、残念ながら扉が閉まっていました。
修行大師様には「雀大師」と書かれており・・・
よく見ると、足元に二羽の雀(手に持った鉢のところにも一羽)。
大師堂
ガラス戸に近づくと、普通サイズのお大師様が拝顔できました。
日限大師堂
石造の水大師様が祀られています。
「面影の井戸」にしっかり自分の顔が映っているのを見て一安心。
(映らないと、3年以内に・・・)
護摩堂
護摩堂の奥に、観音堂(収蔵庫)があります。
前日に観音堂の拝観予約をしていたので、納経所で拝観料@500円を納め、扉を開けていただきました。
中央に像高197cmの十一面観音立像(重文)、脇侍に日光・月光菩薩様(本堂のお薬師様の脇侍)。
榧の一木造・十一面観音様は、平安時代初期の作で長谷寺の観音様と同じ様式(右手に錫杖・左手に水瓶)。
口をへの字に曲げたお顔は、一度拝見すると忘れられないインパクトがあります。
後方にも回らせていただき、ごく間近からお背中を拝ませていただきました(大笑面までは見えず)。
観音堂を出ると、本堂が開扉をしたと教えて下さったので、再び本堂へ。
この日は8時20分頃に開きました。売店も兼ねているので、土日は必ず開くと仰っていました。
外陣より7躯の薬師如来様を拝ませていただきます。
中央に御本尊のお薬師様、左右に御本尊より少し小さなお薬師様が3躯ずつ。
それぞれ手に持っておられるものが違っていて、向かって左の真ん中のお薬師様は、剣を持っておられるのがとても珍しいと思いました。
御本尊のお薬師様の鳩尾に、傘をかぶったお遍路さんのように見える影が。
ここ3年ぐらいの間に浮き出てきたそうです。
色鮮やかな四天王と十二神将さんも揃っています。
光明殿(位牌堂)・日限大師堂の面影の井戸・弁財天祠などについては、2019年2月の日記をどうぞ。
いただいた御朱印は、重ね印と

賜弘法大師号1100年記念の「大師納経」です。

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