赤不動は血の色・高野山明王院

四国霊場のお礼参りの途中ではありますが、昼食後は 高野山にある117ヶ寺の塔頭寺院のうち、近畿三十六不動尊霊場の2つの寺院へ。

第35番・高野山 別格本山 明王院です。
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山門
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手水場
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これは珍しいですね!
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宝物殿でしょうか。
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向かって左側は、宿坊。
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本堂
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扉を開けて、外陣に入らせていただきました。
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内陣は左右に分かれていて、向かって左側は不動明王立像が祀られている護摩堂。
向かって右側に画幅の御本尊が祀られています。
御本尊は秘仏の絹本著色赤不動明王様と二童子(重文)。
京都の青蓮院門跡が青不動、滋賀県の三井寺は黄不動、こちらの赤不動とで『日本三不動』と呼ばれています。
毎年4月28日に御開帳されます。

のちほど納経所にて、いただいた由緒書によりますと、
弘法大師の甥・智証大師が、比叡山で修行中に現れた赤い御姿の不動明王様に感激され、自らの頭を岩に打ちつけ、溢れる血で写し取られたのだそうです。
その後、後醍醐天皇が念持仏とされていましたが、戦火を逃れるため、勅命により高野山に移されました。

いただいた御朱印です。
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