滋賀県大津市、比叡山延暦寺の無動寺谷にある近畿三十六不動尊霊場第26番・比叡山 無動寺へ。
比叡山の『千日回峰行』といわれる厳しい修行の拠点となる寺院です。
坂本ケーブルの延暦寺駅近くの鳥居から、無動寺を目指して、15分ほど山道を下っていきます。
びわ湖の南端が見えました。
勾配もゆるやかな広い道なので、歩きやすいのですが、帰りは同じ道を上ると思うと、どこまで下るのかな?と若干 不安になってきます。
二つ目の鳥居
三つ目の鳥居
鳥居には『辨財天』の扁額がかかっています。
四つ目の鳥居をくぐった先には、
閼伽井と手水場がありました。
ここからはほぼ平坦な道。
五つ目の鳥居をくぐり、弁天堂から先に参拝しました。
あ。またここから下ります。
松林院
また鳥居
手水場
弁天堂の拝殿では、毎月1日11時から行われる大辨財天護摩供の真っ最中。
拝殿の横から本殿の方に歩いていくと
その奥に、宇賀神様が祀られていました。
ここから本殿を見返すと、背面にも提灯がずらり。
一願成就石
上部にある梵字の部分を時計回りに「オンソラソバテイエイソワカ」と、弁財天さんの御真言を唱えながら7回撫でると、願い事が一つ叶うそうです。
護摩供のお経が般若心経になったので、一緒に読みました。
鳥居のそばで読む般若心経・・・なんだか不思議な気持ち。
明王堂に向かいます。
手水場
鐘楼
こちらが近畿三十六不動尊霊場の札所となる明王堂です。
扉が閉じられ、中からはお不動さんの御真言を繰り返すたくさんの人の声が響いてきたので、しばらく待つことにします。
こちらでも11時から護摩行が行われていたようで、最後の方は、お加持をされているようでした。
帰って調べると、毎日11時から行われていて、誰でも参列できるそうです。
護摩行が終わり、扉が開かれ、中から白装束を召された僧侶の方が出てこられました。
恐らく千日回峰行を満行された大阿闍梨様ですね。
外陣に入らせていただき、まだ煙の漂う内陣に向かい、合掌して御真言を唱えました。
いただいた御朱印です。
帰路は、さきほど下って来た道を、ひたすら上りました。
本日の歩数 14882歩・歩いた距離 10.9km・上った階数 57階
専用の御朱印帳を使わず、お不動さんの御朱印ではなくお寺の御本尊様の御朱印をいただいた寺院も多々ありますが、
これにて近畿三十六不動尊霊場、結願(満願)です。
寺名をクリックで、そのお寺の日記に飛びます。
第1番 大阪市天王寺区 四天王寺
第2番 大阪市天王寺区 清水寺
第3番 大阪市東住吉区 法楽寺
第4番 大阪市東住吉区 京善寺
第5番 大阪市中央区 報恩院
第6番 大阪市北区 太融寺
第7番 大阪市北区 国分寺
第8番 大阪府豊中市 不動寺
第9番 神戸市中央区 大龍寺
第10番 神戸市北区 若王山 無動寺
第11番 神戸市北区 鏑射寺
第12番 大阪府高槻市 安岡寺
第13番 京都市右京区 大覚寺門跡
第14番 京都市右京区 仁和寺
第15番 京都市右京区 蓮華寺
第16番 京都市左京区 三千院門跡
第17番 京都市左京区 曼殊院門跡
第18番 京都市左京区 聖護院門跡
第19番 京都市東山区 青蓮院門跡
第20番 京都市東山区 智積院
第21番 兵庫県宝塚市 中山寺
第22番 京都市伏見区 北向山 不動院
第23番 京都市伏見区 醍醐寺・五大堂
第24番 京都市山科区 岩屋寺
第25番 滋賀県大津市 圓満院門跡
第26番 滋賀県大津市 無動寺明王堂(今回です)
第27番 滋賀県大津市 葛川息障明王院
第28番 大阪府寝屋川市 成田山 明王院
第29番 奈良県生駒市 寶山寺
第30番 奈良県吉野町 如意輪寺
第31番 奈良県天川村 龍泉寺
第32番 大阪府富田林市 瀧谷不動明王寺
第33番 大阪府泉佐野市 七宝瀧寺
第34番 和歌山県岩出市 根来寺
第35番 和歌山県高野町 高野山 明王院
第36番 和歌山県高野町 高野山 南院
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