なぜかわかりませんが、みつけると嬉しくなるものがあります。
それは『子午線』。
日本標準時子午線は、明治19年に定められた東経135度の経線で、このラインにより日本の時間は決められます。
子午線の日本の最南端は、和歌山の沖ノ島(友ヶ島灯台西側広場)。
そこから北上していくと、淡路島北端を通り、本州の兵庫県明石市・神戸市西区・三木市・小野市・加東市・西脇市・丹波市・福知山市・豊岡市と通り・・・
日本海に面した京都府京丹後市が最北端となるのです。
ということで、子午線をたどる旅 第1弾!!
沖ノ島と、淡路島は過去に確認済み。
沖ノ島(友ヶ島灯台西側広場)で子午線を確認したのは、2019年5月。
淡路島は、神戸淡路鳴門自動車道の淡路ICと東浦ICの中間あたりにあります。
(写真は2020年10月18日、四国に行った時に撮影したもの)
上り
下り
今回は明石市からスタート。
(2013年4月にも明石市内の子午線巡りをしていますw)
①モニュメント『刻』 明石市・中崎公園入口
②明石子午線郵便局
③山陽電気鉄道本線 人丸前駅
駅のホームに子午線の表示があるそうです。
入場券を買って、ホームを確認するかどうかで、めちゃ悩みました(笑)
④明石市立天文科学館
神戸市西区
⑤第二神明道路 東経135° 日本標準時子午線ゲート
⑥大日本中央標準時 子午線通過地識標 明治43年建立
⑦神戸市立神出中学校東門前(東愛宕神社前)
三木市
⑧日本標準時 東経135度 子午線塔時計台
⑨大日本中央標準子午線 石柱 セブンイレブン大塚2丁目店前
⑩時計台子午線や
⑪大日本中央標準子午線 石柱 菱三印刷・三木工場前
小野市・加東市
⑫小野子午線公園
⑬日本中央標準時子午線 標柱
よーく見ると、『西へ150米』・・・
こちらでした。
いよいよ本日のゴール、日本の真ん中・西脇市です。
日本へそ公園駅近くの、線路下をくぐったところにあります。
⑭日本のへそ(大正のへそ)
東経135度と北緯35度の経緯度交差点です。
⑮日本へそ公園駅
西脇市岡之山美術館
実は、35年前に相方と訪れたことがありました。
当時は横尾忠則の作品が主に展示されていて、ピラミッドパワーを体験できる瞑想室がありました(今もあるのかな?)。
2013年以降は、現代美術の展示をされているそうで、この日は「宮崎興二の4次元ミュージアム展」が開催されていました。
子午線をたどる旅の前編はここまで。
後編は12月に乞うご期待( *´艸`)
ところで
日本へそ公園駅の上を通る県道36号線には、なぜか大きなカメラを持った人たちがたくさんスタンバイ。
加古川線を通る電車がそんなに珍しい車両? もしくは誰か有名人が乗っている?
らせん階段を登って
いろいろ想像しながら、私もスタンバッていると・・・
見たことない電車が走ってきました!
電気検測試験車という車両なんですが、調べてみると
国内で唯一の国鉄形電気検測電車(クモヤ443-2+クモヤ442-2)という、めちゃめちゃレアな電車だったのです。
架線検測を行うクモヤ443形と、信号検測を行うクモヤ442形の2両編成で構成されています。
JR西日本だけではなく、JR四国やJR九州、肥薩おれんじ鉄道線・JRいしかわ鉄道線・京都丹後鉄道宮福線などの第三セクター鉄道にも乗り入れて検測を行っているそうで、動きがとらえにくく、撮り鉄さんたちでも、なかなかお目にかかれない車両なのだとか。
偶然 出会えたなんて、とってもラッキー♪
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