奈良県宇陀市の西国四十九薬師霊場第8番札所・大和北部八十八ヶ所奥之院宀一山 室生寺へ。
恒例の『栄吉』にて、よもぎ入り回転焼きを購入し、駐車場に無料で停めさせていただきました。
太鼓橋を渡ります。
三宝杉
受付にて入山料@600円(JAF割引△100円)と寶物殿の拝観料@400円を納めました。
仁王門
石段を上った右側に、天神社
左側に、弥勒堂(重文)
中央に弥勒菩薩立像(重文)、向かって右側に神変大菩薩様と前鬼&後鬼、左側に地蔵菩薩様が祀られています。
金堂(国宝)
これまでは春と秋に、礼堂(外陣)に入らせていただける特別公開がありましたが、寶物殿が完成してからは、外陣に入れなくなりました。
向拝から拝見させていただきます。
中央に釈迦如来立像(国宝)、右に薬師如来立像(重文)、左に文殊菩薩立像(重文)、そして手前に十二神将(重文)の半数です。
本堂・灌頂堂(国宝)
御本尊の六臂如意輪観音坐像(重文)は、榧(かや)の一木造り。
よーく見ると、金箔が少し残っています。
五重塔(国宝)
ここから奥之院までは、約400段の石段を上ります。
上の方は石段の幅が狭く、高さもまちまちなので、手すりが途切れているところなどは恐々としながら上りました。
奥之院の位牌堂は懸造り。
御影堂(重文)
弘法大師様は毎月21日にご開帳されるそうです。
仁王門を出て、2020年9月から公開されることになった寶物殿へ。
手前の部屋には、中央に十一面観音立像(国宝)、向かって左に地蔵菩薩立像(重文)、右に釈迦如来坐像(国宝)、手前に十二神将(重文)の半数が祀られています。
こちらの十一面観音様、丸い頬や赤い唇、飾り物をたくさん身に着けておられ、女性的な雰囲気。
光背や台座の模様もとても美しく、私の大好きな観音様。
いつまでも拝んでいたくなります。
奥の部屋には金剛界と胎蔵界の曼荼羅が掛けられ、密教法具や敷曼陀羅も公開されていました。
敷曼陀羅は、結縁灌頂の花(樒の葉)を投げる儀式の際に、壇上に敷いて用いられる両界曼荼羅です。
護摩堂(現在は非公開)、弁天社などについては、2019年4月の日記をどうぞ。
奥之院にていただいた御朱印です。
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