岡山県久米南町の、法然上人二十五霊場第1番・中国観音霊場特別霊場・百八観音霊場第5番札所・栃社山 誕生寺
宗派:浄土宗 開基:熊谷蓮生法師 創建:1193年 御本尊:圓光大師・聖観音菩薩
山門(重文)
このときは気づきませんでしたが、山門の手前300mのところに、地蔵尊を祀る娑婆堂があるそうです。
山門を入ってすぐの塀際に「誕生寺七不思議」の看板がありました。
手水場
毘沙門堂
七不思議の1番「逆木のイチョウ」
法然上人が15歳の時、比叡山を目指して旅立つ際に、イチョウの杖を逆さまに地面に挿したら、根が逆さに伸びたそうです!
瑞應殿(阿弥陀堂)
金色に輝く阿弥陀如来座像が祀られています。
法然上人像が祀られている御影堂(重文)
七不思議の2番「御影堂の宝珠」
七不思議の4番「石仏大師」と5番「黒こげの頭」も御影堂内に。
扁額には「誕生律寺」と書かれています。
外陣に入り、見上げた欄干の彫刻
観音堂
「お七観音」と呼ばれる宝冠をかぶった聖観音様と、脇侍の不動明王像と毘沙門天王像が拝顔できました。
石造五輪塔
無垢橋を渡ると
御廟(勢至堂)
中央に勢至菩薩様、その両脇に法然上人の両親の墓があるそうです。
法然上人産湯の井戸
南北朝時代の宝篋印塔
五輪石塔がたくさん。
浄土院
六角堂
黒っぽい阿弥陀様が拝見できました。
左から、金比羅宮・荒神宮・?・秋葉宮・愛宕宮(真ん中が不明)
御影堂のある境内に戻ります。
「旅立ちの法然さま」像
旅立れた法然上人の無事を祈るお母さんの像です。
宝物館@200円
扉は開かれていて、中の箱に拝観料を納める方式です。
七不思議の3番「秦氏君・御鏡」(法然上人との別れを悲しむ母の涙の後が残る)、清涼寺式の釈迦如来像や、文殊・勢至菩薩像、釈迦涅槃像、曼荼羅、櫓時計など、たくさんの宝物が展示されていました。
方丈・庭園拝観料@200円を納経所で納め、方丈へ。
鐘楼があります。
七不思議の7番「人肌のれん木」
法然上人が比叡山に旅立つ際、身体を暖めるために母に与えたとされる銀杏れん木。
肌の温かさを保っていると云われ、囲っている木に触れるとひんやりしていますが、れん木は少し温度が違うように感じました。
七不思議の6番「椋の御影」も客殿に展示されていました。
とても小さな宇賀神さんが印象的でした♡
いただいた御朱印と御影です。
本日の歩数 8938歩・歩いた距離 6.3km・上った階数 32階
この記事へのコメント