奈良県桜井市、大和北部八十八ヶ所81番札所・三輪山 平等寺へ。
宗派:曹洞宗 創建:聖徳太子
明治の廃仏毀釈までは、三輪明神(大神神社)の神宮寺で、「三輪別所」と称され、現在地の300m東(三輪の1番地)に本堂があったそうです。
右側に一列に並んだ赤いもの・・・椿の花でした♡
山門
万葉歌碑
「わが衣 色に染めなむ うまさけ 三室の山は もみぢしにけり」柿本人麻呂
手水場
鐘楼@100円
聖徳太子像
境内図
本堂(座禅堂)
聖徳太子作と伝わるご本尊の十一面観音菩薩像は秘仏で、毎年8月1日に御開帳されるそうです。
向拝から内陣の様子が見え、お前立の十一面観音様が拝顔できたのですが・・・聖林寺の国宝・十一面観音様とそっくりΣ(・ω・ノ)ノ!
聖林寺の観音様は、もともと「大輪寺」だった大直禰子神社に祀られていたのを、廃仏毀釈の際に聖林寺に移されたという経緯があります。
平等寺の現住職が、本堂復興再建の際に発案し、お前立として復元されたのだそうです。。。
本堂には、薬師如来・阿弥陀如来・地蔵菩薩・聖徳太子像なども祀られていて、事前に予約すれば内拝もできるそうです。
外陣の賓頭盧さん
延命熱とり地蔵尊
波切堂
不動堂
三輪不動尊・役行者・理源大師が祀られているそうです。
二重塔(釈迦堂)
十六羅漢石像
仏足石
赤門
稲荷社
伏見稲荷・豊川稲荷・孫太郎稲荷が祀られています。
納経所では、雲版を鳴らしました。
いただいた御朱印です。
山の辺の道をさらに歩くと
金屋の石仏(重文)が安置されているお堂がありました。
格子越しにお堂の中が拝観できました。
高さ2.1mの石板に浮き彫りされた像は、左が弥勒如来、右が釈迦如来だそうです。
もとは平等寺にあったものを、廃仏毀釈の際に村人が現在の場所に移したのだとか。
本日の歩数 15678歩・歩いた距離 11.2km・上った階数 40階
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