葛井寺・西国三十三所巡礼(5巡目)

大阪府藤井寺市 西国三十三所第5番札所・河内西国霊場特別客番:紫雲山 葛井寺(ふじいでら)へ。
宗派:真言宗御室派 開基:行基菩薩 ご本尊:十一面千手千眼観世音菩薩 創建:神亀2(725)年
お寺の駐車場はご祈祷・回向の方のみ利用可なので、近くのコインパーキングに停めました。

南大門は改修工事中
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4〜5名のグループで予約すると、修理現場の見学(無料)ができ、足場の一番上から葛井寺を眺めることができるそうです。

西の四脚門(重文)から入りました。
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手水場(弘法大師手掘井戸)
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阿弥陀二十五菩薩堂は再建工事中で、堂内の仏像も修復されるそうです。
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出世地蔵大菩薩像
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今年は藤の開花が早かったそうで、満開です♡
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大師堂
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中央に目のクリッとしたお大師様が祀られているのが拝顔できました。

修行大師像
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専心龍乗観音菩薩立像
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葛井寺の拝観は8時からですが、ご本尊の御開帳(毎月18日)は9時からなので、もうしばらく時間があります。
以前にも一度いただいたことのある、露店のお赤飯@380円を購入して、境内の隅っこでモグモグ(〃▽〃)
ほのかに塩味がして、もちもちで、めっちゃ美味しい。
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15分前に本堂に行くと、10名ほどの行列ができています。
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開始時間より少し早く、扉を開けて下さいました。
内拝料@500円を納め、内陣へ。
厨子内に十一面千手千眼観音坐像(国宝)が祀られています。
拝顔させていただくのは4回目なのですが、須弥壇の近くまで寄らせていただくことができ、これまでよりもはっきりとお姿を拝見することができたように思います。

御本尊は725年に脱活乾漆造という、奈良時代の仏像によくみられる技法で制作されました。
錫杖や宝輪などの持物をもつ「大手」、孔雀のように拡がる1001本の「小手」、胸の前で合掌する手を合わせ、合計1041本の手を持たれ、全ての掌に眼が描かれています。頭上には十一面。
内陣の奥に、ご本尊についての資料が展示されていて、掌に描かれた眼の写真なども拝見できました。

西国三十三所草創1300年記念「春の特別拝観」として、5番から9番の札所で特別拝観が行われます。
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5番札所の葛井寺は、4月29日(木)〜5月5日(水)の9:00〜15:00、ご本尊の御開帳。
大阪はコロナによる三度目の緊急事態宣言が出たので、どうなるのでしょう。。。

外陣の賓頭盧さん
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南大門・釣鐘堂・阿弥陀二十五菩薩堂などについては、2020年1月の日記を。
護摩堂・宝蔵・弁天社・烏枢沙摩閣・西国三十三所石仏群・千手がデザインされた御朱印などについては、2018年8月の日記をどうぞ。

軸装納経帳にいただいた御朱印は「大悲殿」と書かれています。
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いただいた散華とご詠歌護符(先達の特典)と、2010年に購入した御影です。
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「日本巡礼文化の日」(4月15日)の特別散華もいただきました。
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