宗派:高野山真言宗 創建:594年(推古天皇2年) 開基:蘇我馬子
前回の参拝は2014年10月なので、約6年半ぶりの参拝です。
駐車場の門
境内図
参道を通り
寺務所にて入山料@300円を納めました。
手水鉢?
仁王門(重文)

本堂側から。
山門の横に、咸古神社の「一の鳥居」もあります。
鐘楼
後醍醐天皇皇子・尊性法親王のお墓と伝わる宝篋印塔
本堂へと続く参道
本堂
格子戸の穴から内陣が拝見できました。
大きな須弥壇があり、3つの厨子が並んでいます。
中央の厨子に薬師如来坐像が祀られているのが拝顔できました。
同じ厨子内の左右に、お薬師様の半分ぐらいの像高の日光・月光菩薩立像が祀られています。
須弥壇上の向かって右側の厨子に弘法大師坐像、左側に不動明王立像、そして向かって左の脇壇に十二神将さん。
聖天堂
全く中の様子は伺えませんが、歓喜天さんと大日如来様が祀られていると思われ。
行者堂
中は荒廃しているような雰囲気ですが・・・
奥にもうひとつお堂がありそうです。
塔礎石
境内図に描かれていた「大日如来堂」は見当たりませんでした。
本堂の西側に鳥居があり
その先に、国の名勝「龍泉寺庭園」があります。
庭園中央の池には3つの小島があり、中央に弁天堂。
向かって左に、叱天(荼枳尼天)の祠。
右に、聖天さんの祠。
もう睡蓮が咲いています。
寺伝によりますと、この地に住む悪い龍が里人に害を与えていたため蘇我馬子が修法を行なったところ、龍は飛び去っていきました。
しかしその後、水が枯れ、寺や里が衰退します。
823年(弘仁14年)に弘法大師様が加持祈祷すると、龍が再来して水も豊かになったので、池の三つの島に聖天・弁財天・叱天を祀ったのだそうです。
池の周りをぐるりと歩くことができます。
閼伽井と聖観音像
池の北西に、雨井戸
弘法大師様がここで雨乞いをし、八大龍王を勧請して祀ったそうです。
かつての鎮守、隣接する咸古神社(かんこじんじゃ)へ。
本堂の東隣にある「二の鳥居」
手水場

瑞垣(三角の屋根は本殿)の奥に
拝殿(全体の写真は撮り忘れ)
本殿と、式内社の咸古佐備神社
本殿の東側の石積み。
龍泉寺にていただいた御朱印です。

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