全国にある住吉神社の総本社です。
駐車場は1時間@200円(境内の広さは約3万坪。1時間では回り切れません)。
前回の参拝は2012年4月なので、9年ぶりです。

境内図
北絵馬殿
南絵馬殿
高さ4.4mの反橋を渡ります。

手水舎
うさぎ(〃▽〃)
角鳥居の奥は、幸壽門
扁額は陶磁器製です。
幸壽門から入ると、4つの本宮のうち、第三本宮の正面に出ます。
金扉の前には幕が降りています。御祭神は表筒男命(うわつつのおのみこと)
第三本宮の向かって右側に、第四本宮
御祭神は神功皇后(じんぐうこうごう)
左側が第四本宮の本殿、右側が第三本宮の本殿で、「住吉造」という独特の建築様式だそうです。
第三本宮の奥に、第二本宮
御祭神は中筒男命(なかつつのおのみこと)
第二本宮の奥に、第一本宮
御祭神は底筒男命(そこつつのおのみこと)
本宮は全て海に向かって建てられているため、西向きなのだそうです。
それぞれ本殿・渡殿・幣殿からなり、本殿は国宝、渡殿・幣殿は重要文化財。
4本宮の外周に巡らされた瑞垣には、西面に幸壽門(前述)と2つの門が開いています。
西北面に幸禄門
西南面に幸福門
境内には摂社4社・末社25社(境内21社、境外4社)、たくさんの祠があります。
第三本宮の北側に、鉾社(経津主命)
第四本宮の南側に、楯社(武甕槌命)
第二本宮の南側に、侍者社(田裳見宿禰・市姫命)
朱門から瑞垣の外に出ます。
この中には
陶磁器製の燈籠が2基。
さらに南向きの朱門を出ると
石舞台(重文)があります。
日本三舞台(住吉大社・厳島神社・四天王寺)のひとつ。
重文の南門と東西楽所
南門を出ると、境外末社が2社ありますが、それは後編で書きます。
さきほどの朱門から戻ります。
摂社の若宮八幡宮(応神天皇、武内宿禰)
奥の扉には、松の木が描かれています。全体写真は失念。
龍神石が祀られている海龍社
五所御前
玉垣のなかにある砂利には「五・大・力」と書かれた小石があり、3個1組で集め、購入したお守袋に入れてお守りにすれば、心願成就のご利益があると言われています。
お礼参りは「倍返し」といわれ、神符授与所にて購入した御礼小石3個に「五・大・力」と記入し、お守りの3個と合わせて、6個を返すのだとか。
重文の南高蔵と、左に少し見えている北高蔵
立聞社(天児屋根命)
縁切りの神としても崇敬され、禁煙や禁酒にも( *´艸`)
水や雨を司る神さまを祀る貴船社(高龗神)
楠珺社(宇迦魂命)の裏側
楠珺社の正面
毎月最初の辰の日に参拝することを4年間続けると満願成就するそうです。
かみしもを着けた招き猫、左手を上げているのは人招き、右手は金招き。
楠高社(巳神)
卵のお供えがありました。
八所社(素盞鳴尊)と、新宮社(伊邪那美命) ※立て看板には「王子社」の文字。
薄墨社(国基霊神)・斯主社(国盛霊神)・今主社(国助霊神)
重文の招魂社(諸霊神)は、境内に唯一残る仏教建築で、元は旧神宮寺護摩堂。
五社(大領・板屋・狛・津・高木・大宅・神奴祖神の七神)
后土社(土御祖神)
星宮(国常立命)
長くなりましたので、後編に続きます。
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