大阪府八尾市 河内西国霊場第13番札所、不断山 元善光寺
宗派:融通念仏宗 創建:645年(大化元年) 開基: 本田善光
お寺に駐車場はなく、近隣にコインパーキング等もありません。
飛鳥時代に本田善光が、大阪難波の堀江を通りかかった際に、水中より輝く阿弥陀如来像を拾い上げ、信濃の善光寺へとお連れすることになりました。
難波から信濃へと向かう途中、この地に一泊し庵を建て、阿弥陀様の分身を祀り、翌年戻って来てこのお寺を建立したため、元善光寺と呼ばれるようになったそうです。
『右 善光寺』と書かれた石
石段の途中に、垣内地蔵尊
山門には・・・
コロナ感染防止のため「当分の間 ご朱印は中止」の文字が(T_T)
手水場
本堂前の香炉
本堂
ご本尊は、信濃の善光寺と同じ一光三尊阿弥陀如来像で、閉じられたお厨子の前にご本尊によく似たお前立像が祀られているそうなのですが、扉が閉まっていて全く内陣の様子は拝見できませんでした。
毎年4月と9月の16日に「お通夜」行事が行われ、ご本尊の御開帳があるそうです。
賓頭盧さん
本田善光の像
地蔵堂
萬霊供養塔
大樟樹
樹齢およそ1000年の大きな楠は、大阪府天然記念物です。
本田善光が、信濃から再びこの地に来た時、杖をここに突きさしたのが、芽を出して大きくなったとの伝説があります。
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