弘法大師宿泊地・額田寺

大阪府東大阪市　河内西国霊場第２２番札所、医王山　額田寺（がくでんじ）
宗派：真言毘盧舎那宗　
駐車場は境内にあります。

弘法大師様が京都から高野山へと向かう途中の宿泊場所として建立されたそうです。
お大師様が刻まれた薬師如来像を安置していましたが、昭和14年に堂宇も仏像も焼失してしまいました。
現在の本堂は１９８１年の再建です。

山門

山門の中に小部屋があり、その前に書き置きの御朱印が用意されていました。

法塔


本堂




本堂の扉を開けて下さり、内陣を拝見させていただきました。
奥の須弥壇上、中央に御本尊の金色の薬師如来坐像が祀られ、向かって左側に大黒天さん・福禄寿さん・不動明王坐像・不動明王立像・地蔵菩薩立像、右側は聖観音立像・子安地蔵尊・弘法大師様と、たくさんの仏様が祀られています。
奇数月の第２日曜は１４時から、偶数月の第２土曜は１９時から護摩供養が行われ、毎月２０日の１９時からは大師会が行われるそうです。

向拝の賓頭盧さん


地蔵堂


こちらのお地蔵さん、如意輪さんのように頬杖をつき、右膝を立て、左足を垂下させています。


山門裏の紫陽花がきれいでした。


いただいた御朱印です。


※額田寺の御住職は、北条鉄道の播磨下里駅『下里庵』のご住職も兼務されているそうです。