大阪府東大阪市 河内西国霊場第33番札所、百済山 長栄寺
新真言宗総本山です。
門扉が内側に開かれた入口
「正法律根本道場」の石碑が建っています。
車は境内に停めさせていただきました。
入ってすぐ、左側に開山堂(南天堂?)
中央に黒い慈雲尊者像が祀られ、脇侍は金色の坐像が2躯。
合掌して結跏趺坐の仏像と、右手に大きな剣を持ち左手は来迎印のような・・・なんという仏像なのか、情報がなくてわかりません。
右側に、橘地蔵尊
手水場
八幡大菩薩と三寶荒神
水子観音像と神牛
動物合同墓に馬頭観音像です!
護摩堂(阿遮羅殿)
両頭愛染明王(両頭=不動&愛染)は大きなお厨子の中に祀られ、毎月28日にご開帳されるそうです。
お厨子の前には、天燈鬼と龍燈鬼が♡
左右の壁面には、五大明王が一人ずつ大きく描かれていました。
ようやくここで山門です。
本堂前に十一面観音像と慈雲尊者像
慈雲尊者は、江戸時代後期の真言宗の僧侶で、釈迦が説いた教えそのものを重視し、「正法律」を提唱、長栄寺を再興しました。
本堂
扉が閉められ、内陣の様子は拝見できません。
天井には50畳ほどの大きな龍が描かれているそうです。
ご本尊の十一面観音立像は秘仏で、平安時代後期の作。
慈雲尊者・弘法大師様・四天王などが安置されており、コロナ禍でなければ本堂内の拝観も可能だそうです。
涅槃堂(納骨堂)の上に・・・
勝軍地蔵菩薩坐像
厄除修行大師像
五鈷杵は錆ついてました。
水掛不動明王尊
福禄寿さん!?
水子地蔵尊
北向延命地蔵尊
本堂の向かって左側に進むと、小さなお堂
中央に永代霊名簿、その奥に小さな金色の大日如来座像が祀られています。
左側に不動明王坐像、右側の弘法大師様も拝顔できました。
いただいた御朱印です。
今回は見逃してしまったのですが・・・
かつて尊者が、生駒山中長尾の滝に建立したとされる茅葺き屋根の庵『禅那台』が長栄寺に移築され、本堂の裏手に現存しているそうです。
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