やわたのはちまんさん・石清水八幡宮

京都府八幡市の石清水八幡宮へ。
厄除祈願などで若いころは何度も参拝していますが、前回は2013年1月なので、8年ぶりでした!
山麓の駐車場@500円(山上は無料)に停めました。
境内は本宮のある山上の上院と、頓宮や高良神社のある山麓の下院とから成り、山上へはケーブルカーで行くことも可能です。
IMG_4740.JPG

一の鳥居
IMG_4743.JPG

扁額は銅製で「八」の字は、二羽の鳩です。
IMG_4742.JPG

筒井(井戸)
IMG_4750.JPG

頓宮の北門
IMG_4751.JPG

頓宮
IMG_4756 (2).JPG
9月15日に行われる「勅祭石清水祭」では、本殿より御神霊が遷される御旅所となるそうです。
平成23年の修復工事で、屋根が桧皮葺から銅板葺に葺き替えられました。

冠木門の向こう側に、高さ6mの五輪塔(重文)
IMG_4754.JPG

南門から出て参道をすぐ右に曲がると
IMG_4753.JPG

摂社の高良神社の鳥居
IMG_4757.JPG

IMG_4765-horz.jpg

IMG_4763.JPG

IMG_4761.JPG

「厄除けの木」として信仰されるタブの木。
IMG_4762.JPG

吉田兼好の随筆『徒然草』の第52段に、仁和寺のある法師が高良神社や極楽寺(かつては頓宮の隣に建っていた)などを本宮と勘違いし、山上まで上がらずに帰ってしまったという話があります。
(些細なことでも、そのことについて導いてくれる人が必要であるという教訓を説く)

二の鳥居をくぐって、表参道から登っていきます。
IMG_4766.JPG

IMG_4768-horz.jpg

緩やかな幅の広い石段が続きます。
IMG_4772 (2).JPG

大扉稲荷社
IMG_4773.JPG

影清塚
IMG_4906.JPG
左が表参道、右が石清水社へと続く中参道。

橘本坊跡(足利氏の祈願所)
IMG_4775.JPG

二の鳥居から約15分ほどで、上院(山上)に到着。

神馬舎
IMG_4784.JPG
以前は神馬がいたのですが・・・

三の鳥居
IMG_4785.JPG

一ツ石(勝負石)
IMG_4787.JPG

ここでいったん参道を逸れ、山上駐車場の方に行きます。
涌峯塔(給水塔)
IMG_4790.JPG

エジソン記念碑
IMG_4794.JPG
発明王エジソンは、白熱電球の改良に際し、日本土産の扇子の骨(竹)を使ってみたところ、電球の寿命が飛躍的に延びたので、世界中に研究員を派遣し、様々な竹を集めたそうです。
その中でもこちらの境内の竹が最高だったので、フィラメントが発明されるまで、男山の竹が使われたのだとか。
エジソンの誕生日に生誕祭、命日に碑前祭が行われます。

ボーイスカウト像
IMG_4792.JPG
ボーイスカウトは宗教団体ではないのですが、活動拠点を神社やお寺に置き(石清水八幡宮は綴喜第一団)、清掃や奉仕活動を行うなど密接な関りを持っている団が多くあります。

参道に戻り、本宮を目指します。

手水舎
IMG_4796.JPG

奉献酒樽
IMG_4797.JPG

末社の竈神殿(供御所)
IMG_4798 (2).JPG

IMG_4798 (1).JPG

火の神様である迦具土神など四神祀られています。
IMG_4798 (4).JPG

南総門前では、茅の輪くぐりの準備中です。
IMG_4795.JPG
茅の輪くぐりの設置期間中(6月15日頃~30日)は、『千歳の命 延ぶというなり』と唱えながら、左・右・左と茅の輪をくぐってから御本殿にご参拝するそうです。

IMG_4799.JPG

IMG_4800.JPG

社殿側から見た南総門
IMG_4799 (2).JPG

神楽殿
IMG_4800 (1).JPG

社殿は、「楼門」「舞殿」「弊殿」、二棟の「本殿」とそれらを囲む「廻廊」で構成され、平成28年に国宝指定を受けました。
南総門からまっすぐではなく、少し斜めに配置されているのは、参拝後 帰る際に、八幡大神さまに背中を見せないようにとの配慮だそうです。

楼門(国宝)
IMG_4801 (9).JPG

蟇股には金色の鳩。
IMG_4801 (6).JPG

舞殿・幣殿・本殿と奥につながっています。
IMG_4807.JPG
ご祭神は、東御前=息長帯姫命(神功皇后)、中御前=誉田別命(応神天皇)、西御前=比咩大神 (多紀理毘売命・市寸島姫命・多岐津比売命)

廻廊(国宝)
IMG_4810.JPG

廻廊の周囲を時計回りに参拝しました。

楠木正成公が奉納した楠と、織田信長が奉納した土塀「信長塀」
IMG_4812.JPG

本宮内にある摂社の武内本殿(国宝)
IMG_4813.JPG

IMG_4814.JPG

廣田社・生田社・長田社
IMG_4815.JPG

IMG_4817.JPG

校倉
IMG_4818.JPG

住吉社 (重文)
IMG_4819.JPG

IMG_4820.JPG

一童社
IMG_4824.JPG

北総門(重文)
IMG_4826.JPG

貴船社・龍田社
IMG_4828.JPG

若宮社(重文)
IMG_4829 (2).JPG

IMG_4831.JPG

若宮殿社(重文)
IMG_4833 (2).JPG

IMG_4832.JPG

気比社
IMG_4835.JPG

水若宮社(重文)
IMG_4841.JPG

ここの狛犬さんが・・・めっちゃ可愛いねん♡
IMG_4840-horz.jpg

足の付け根にもなんかついてる( *´艸`)
IMG_4837.JPG

ここで社殿の方を振り返ると『鬼門封じ』
IMG_4869.JPG
東北の角を切り取った造りになっています。

東総門(重文)
IMG_4842.JPG

社殿の東門(国宝)
IMG_4844.JPG

こちらの神社、石燈籠がたくさんあるのですが、これは鉄製でしょうか?
IMG_4850.JPG

南総門から出て、書院の手前から裏参道の方に下っていくと、竹林があります。
(書院に重森三怜作の石庭がありますが非公開です)
IMG_4872.JPG

伊勢神宮揺拝所
IMG_4877.JPG

展望台の方へ向かいます。

十三重石塔
IMG_4881.JPG

谷崎潤一郎文学碑
IMG_4882.JPG

展望台からは、比叡山や京都タワーが見えました。
IMG_4885.JPG

ケーブルカーの山上駅がこの近くにありますが、参道に戻ります。
IMG_4878.JPG

少し下ると、分かれ道。
IMG_4888.JPG
右側の、中参道から下ります。

摂社の石清水社
IMG_4891.JPG

石清水井
IMG_4892.JPG

IMG_4895.JPG

さらに下ると、松花堂跡
IMG_4897.JPG

松花堂弁当の元になっているそうなんですが、よくわかりません。
IMG_4903.JPG

山麓まで戻ってきました。
二の鳥居の手前で、石段を別方向に降りて行くと
相槌神社がありました(石清水八幡宮の摂末社ではありません)。
IMG_4908.JPG

IMG_4909.JPG

IMG_4911.JPG

トイレの近くにある「三女神社」と、東総門の近くにある「水分社」「細橋」、境外摂社の狩尾社(北西に1.2kmほど離れたところ)を見逃したので、いつかまたリベンジ。

石清水八幡宮にて購入した蒔絵の御朱印帳と
IMG_20210612_0001.jpg

いただいた御朱印です。
IMG_20210612_0002.jpg

本日の歩数 7075歩・歩いた距離 4.9km・上った階数 29階

おまけ。
1986年1月に参拝したときの写真です( *´艸`)
19860108 (2).jpg

この記事へのコメント