厄除祈願などで若いころは何度も参拝していますが、前回は2013年1月なので、8年ぶりでした!
山麓の駐車場@500円(山上は無料)に停めました。
境内は本宮のある山上の上院と、頓宮や高良神社のある山麓の下院とから成り、山上へはケーブルカーで行くことも可能です。
一の鳥居
扁額は銅製で「八」の字は、二羽の鳩です。
筒井(井戸)
頓宮の北門
頓宮
9月15日に行われる「勅祭石清水祭」では、本殿より御神霊が遷される御旅所となるそうです。
平成23年の修復工事で、屋根が桧皮葺から銅板葺に葺き替えられました。
冠木門の向こう側に、高さ6mの五輪塔(重文)
南門から出て参道をすぐ右に曲がると
摂社の高良神社の鳥居

「厄除けの木」として信仰されるタブの木。
吉田兼好の随筆『徒然草』の第52段に、仁和寺のある法師が高良神社や極楽寺(かつては頓宮の隣に建っていた)などを本宮と勘違いし、山上まで上がらずに帰ってしまったという話があります。
(些細なことでも、そのことについて導いてくれる人が必要であるという教訓を説く)
二の鳥居をくぐって、表参道から登っていきます。

緩やかな幅の広い石段が続きます。
大扉稲荷社
影清塚
左が表参道、右が石清水社へと続く中参道。
橘本坊跡(足利氏の祈願所)
二の鳥居から約15分ほどで、上院(山上)に到着。
神馬舎
以前は神馬がいたのですが・・・
三の鳥居
一ツ石(勝負石)
ここでいったん参道を逸れ、山上駐車場の方に行きます。
涌峯塔(給水塔)
エジソン記念碑
発明王エジソンは、白熱電球の改良に際し、日本土産の扇子の骨(竹)を使ってみたところ、電球の寿命が飛躍的に延びたので、世界中に研究員を派遣し、様々な竹を集めたそうです。
その中でもこちらの境内の竹が最高だったので、フィラメントが発明されるまで、男山の竹が使われたのだとか。
エジソンの誕生日に生誕祭、命日に碑前祭が行われます。
ボーイスカウト像
ボーイスカウトは宗教団体ではないのですが、活動拠点を神社やお寺に置き(石清水八幡宮は綴喜第一団)、清掃や奉仕活動を行うなど密接な関りを持っている団が多くあります。
参道に戻り、本宮を目指します。
手水舎
奉献酒樽
末社の竈神殿(供御所)
火の神様である迦具土神など四神祀られています。
南総門前では、茅の輪くぐりの準備中です。
茅の輪くぐりの設置期間中(6月15日頃~30日)は、『千歳の命 延ぶというなり』と唱えながら、左・右・左と茅の輪をくぐってから御本殿にご参拝するそうです。
社殿側から見た南総門
神楽殿
社殿は、「楼門」「舞殿」「弊殿」、二棟の「本殿」とそれらを囲む「廻廊」で構成され、平成28年に国宝指定を受けました。
南総門からまっすぐではなく、少し斜めに配置されているのは、参拝後 帰る際に、八幡大神さまに背中を見せないようにとの配慮だそうです。
楼門(国宝)
蟇股には金色の鳩。
舞殿・幣殿・本殿と奥につながっています。
ご祭神は、東御前=息長帯姫命(神功皇后)、中御前=誉田別命(応神天皇)、西御前=比咩大神 (多紀理毘売命・市寸島姫命・多岐津比売命)
廻廊(国宝)
廻廊の周囲を時計回りに参拝しました。
楠木正成公が奉納した楠と、織田信長が奉納した土塀「信長塀」
本宮内にある摂社の武内本殿(国宝)
廣田社・生田社・長田社
校倉
住吉社 (重文)
一童社
北総門(重文)
貴船社・龍田社
若宮社(重文)
若宮殿社(重文)
気比社
水若宮社(重文)
ここの狛犬さんが・・・めっちゃ可愛いねん♡

足の付け根にもなんかついてる( *´艸`)
ここで社殿の方を振り返ると『鬼門封じ』
東北の角を切り取った造りになっています。
東総門(重文)
社殿の東門(国宝)
こちらの神社、石燈籠がたくさんあるのですが、これは鉄製でしょうか?
南総門から出て、書院の手前から裏参道の方に下っていくと、竹林があります。
(書院に重森三怜作の石庭がありますが非公開です)
伊勢神宮揺拝所
展望台の方へ向かいます。
十三重石塔
谷崎潤一郎文学碑
展望台からは、比叡山や京都タワーが見えました。
ケーブルカーの山上駅がこの近くにありますが、参道に戻ります。
少し下ると、分かれ道。
右側の、中参道から下ります。
摂社の石清水社
石清水井
さらに下ると、松花堂跡
松花堂弁当の元になっているそうなんですが、よくわかりません。
山麓まで戻ってきました。
二の鳥居の手前で、石段を別方向に降りて行くと
相槌神社がありました(石清水八幡宮の摂末社ではありません)。
トイレの近くにある「三女神社」と、東総門の近くにある「水分社」「細橋」、境外摂社の狩尾社(北西に1.2kmほど離れたところ)を見逃したので、いつかまたリベンジ。
石清水八幡宮にて購入した蒔絵の御朱印帳と

いただいた御朱印です。

本日の歩数 7075歩・歩いた距離 4.9km・上った階数 29階
おまけ。
1986年1月に参拝したときの写真です( *´艸`)

この記事へのコメント