宗派:真言宗御室派 開基: 恵慈和尚(聖徳太子の師) 創建:用明天皇御字(586年) 御本尊:聖観世音菩薩
1400年の歴史を持つ古刹です。
下の駐車場に車を停めました。
境内図
無縁慰霊塔
龍神池
池の向こう側に、小さな金龍社
石段を上ります。
手水場
仁王門

左は猿田彦大神、右が諸龍王
このあたりから海が見えます。
懺悔地蔵さん
閻魔さんが祀られている十王堂
天井の雲に蜘蛛がいて、
手前に奉納された宝珠と五色紐で結ばれています。
十王堂のお参りの仕方
鐘楼
願文『先祖に届ける 古鐘さま そっと一撞き こころに響く』と唱えて撞きます。
星曼陀羅壇
観音堂
観音堂側面、後方に太陽・星・月を表す『三光之窓』
中央奥に般若姫の化身とされる聖観音立像が祀られているのが拝顔できました。
足元に三女神像(玉津姫・玉絵姫・般若姫)も安置され、毎月7日に般若姫化身の観音護摩が行われるそうです。
仁王門まで戻り、南の方に進むと、上の駐車場があり
極楽橋を渡って
本堂
外陣に入らせていただきました。
中央にご本尊の大日如来様が祀られ、左右に不動明王様と十一面観音様。
壁の両側に、真言八祖と両界曼荼羅が掛けられています。
向かって左の脇室に、弘法大師様もおられました。
修行大師像
水子地蔵さん
本堂の裏山は、四国八十八ヶ所めぐりができます。
裏山を少し上ると海が見える場所に、みろく大師像
暑すぎて、すずめがはなや奥之院まで行く元気がありませんでした(^_^;)
本堂まで戻り、石段を少し下ると、本坊
扉を開けてみると、隣の部屋に地蔵菩薩様らしき坐像のお腹から下が拝見できました。
聖徳太子の師匠で、般若寺の開祖「慧慈和尚」(えじわじょう)像の修復が完成されたとのことで、次は本堂の裏に供養塔を建設予定だそうです。
慧慈和尚像はこの秋、大阪と東京で公開されるので、ぜひ拝見させていただきたいと思っています。
9月4日~10月24日 大阪市立美術館 「聖徳太子 日出処の天子」特別展
11月17日~1月10日 東京サントリー美術館
その後、大阪の四天王寺さんにしばらくご滞留されて、来年3月に般若寺に戻られるそうです。
いただいた御朱印と御影です。

おまけ。
山口県のガードレールは、オレンジ色です。
昭和38年に国体が開催され、山口県の特産品である夏ミカンの色に塗られたそうです。
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