宗派:臨済宗南禅寺派 開基:用堂明機 創建:応安7年(1374年) 御本尊:聖観世音菩薩
山門前の参道
向かって右側に「曹源一滴の庭」
左側には、鏡池と
願王殿
石造の日限地蔵坐像が祀られていました。
山門
境内図
山門を入って左に進むと、法堂
内陣は四半敷きで、礎石・礎盤の上に柱が立っています。
中央に高くなった須弥壇があり、聖観音坐像が祀られていますが、幕の房に隠れてよく見えません。
奥に花頭窓形の厨子が4つ並び、それぞれに仏像が祀られています。
十一面観音様や地蔵菩薩様が祀られているそうなのですが、シルエットしか見えず。
お賽銭箱の横に、小坊主さんを発見!
消災石
聖観音像
境内には裏山の潮音洞(ちょうおんどう)より流れ出る透明な水があちらこちらに流れています。
庫裏にて拝観料@400円を納め、本堂(方丈)へ。
本堂に祀られているのは、釈迦如来坐像と・・・脇侍は鮮やかな法衣をまとった迦葉尊者&阿難尊者さんでしょうか。
本堂の周囲には、重森三玲氏が8年かけて作られたお庭があるので、時計回りに巡ります。
「曲水の庭」
曲水を中心に枯山水形式を融合させた禅寺には珍しい曲水庭です。
「祖師西来の庭」(故重森三玲氏の弟子である斉藤忠一氏が作庭)
潮音洞
錦川上流の水を引くために造られた導水路で、激しい水音をたてて清らかな水が流れています。
「蓬莱山池庭」
「九山八海の庭」
「地蔵遊化の庭」 名前のとおり、地蔵菩薩さまが子どもたちと遊んでいる様子が表現されています。
重森三玲氏の設計・大書院(聴流殿)
「瀟湘八景の庭」という現代風のお庭があるのですが、こちらは非公開
最後にみつけた鐘楼(なんとこちらも重森三玲氏の設計)
近くまで行くことすら出来ず、長身の相方に背伸びして撮影してもらいました。
いただいた御朱印と御影です。

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