2日目の行程は215km。
山口県の西半分を海沿いに走ってもらいました(〃▽〃)
山口県山口市の中国観音霊場第17番・山陽花の寺第5番札所、瀧塔山 龍蔵寺
宗派:真言宗御室派 開山:役ノ行者小角 創建:文武2年(698年) 本尊:馬頭観世音菩薩・阿弥陀如来
赤い橋を渡って、木々の生い茂る参道を歩きます。
境内図
七福神
あくしゅ地蔵さん
石段を上ります。
手水場
芭蕉の碑『ほろほろと 山ぶき散るや 滝の音』
雪舟 駒つなぎの絵馬の蹄の跡と観音様のわらじ跡の岩
鐘楼堂
とても大きな梵鐘で、いい音色がしました。
山門
山門には風鈴が下げられ、休憩用に腰かけられるスペースがあり、季節ごとのお寺の写真が納められたアルバムなどが自由に拝見できるようになっていました。
山門の横に受付があり、無人だったので、拝観料@200円を箱に納めました。
山門を入って左側に、芭蕉地蔵堂
少し離れたところに、雪舟作の『流水の庭』
重森三玲氏が復元されたものだそうです。
石段を上って、観音堂
朝一番に伺ったので、始めは扉が閉じられていたのですが
境内を散策しているうちに、扉が開かれましたので、再び観音堂へ。
中央に真っ赤な三面八臂の馬頭観音様が祀られています。
一見すると愛染明王様のようですが、よく見ると頭上にお馬さんが乗っています。
お厨子は、大きな蓮の花びらが開いた形で、初めて拝見するものでした。
観音堂の向かって右手前に高さ約4.5mの「八百屋お七の供養塔」
観音堂の左には、中国四大聖地仏堂
4面にそれぞれ山西省・浙江省・四川省・安徽省の聖地で制作された仏像(文殊・観音・普賢・地蔵菩薩)が祀られていて、その基壇が名刺ポストになっています。
こちらに名刺を入れると、事業が繁栄するのだとか。
カエル観音さんと
蛙観音賛歌Σ(・ω・ノ)ノ!
観音堂前を右に進みます。
ぐち聞き地蔵さん
厄玉に日頃ためている愚痴を吐いて、
岩にある「厄の石」に投げて厄を落とすそうです。
水子地蔵尊
鼓の滝
「愛児の塔」
像高10mの、大聖青不動明王像
脇侍は、佛守護童子と法守護童子
その前方に、馬頭観音様と阿弥陀如来様
観音堂前の石段を下ります。
石段の脇に、十二支わらべ地蔵様
ぼけ封じ観音さん
チシャの木の橋
その昔、ご住職が切ったチシャの大木を二本置いていた所、芽が出て一本の木になったそうです。
根がつながり、一つの根となり、二本が橋の欄干になったそうです。
本堂
内陣の須弥壇に、ご本尊の小さな阿弥陀如来坐像が祀られていました。
窓には風鈴が下げられ、涼しさを演出しています。
護摩堂
2階が護摩堂で、1階は四国八十八ヶ所のお砂踏み場になっているそうです。
8時50分、宝物殿の扉が開いたという知らせを聞いて、宝物殿へ!
中央に鍵のかかったお厨子があり、秘仏の千手観音像が祀られています。
ご開帳は25年に一度で、前回が2015年・・・次は2040年!?
千手観音様は拝顔できませんが、それ以外の仏様は、かなり至近距離で拝顔できました。
胎蔵界の大日如来坐像(重文)は、妙法寺から来られ、平安時代の作。
サイズ感といい、全体の雰囲気といい、円成寺の運慶さんの大日如来様と似ている気がしました。
毘沙門天立像・不動明王立像・聖徳太子像や、鎗金四天王図扉絵(重文)なども拝見できました。
観音堂の向かって左側に、国の天然記念物のイチョウの木
根っこが、石段の下まで伸びています。
いただいた御朱印と御影です。
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