滋賀県大津市坂本の、戒光山 西教寺(さいきょうじ)へ。
琵琶湖百八霊場第11番札所・神仏霊場巡拝の道第148番
宗派:天台真盛宗(総本山) 創建:飛鳥時代 開基:聖徳太子
総門
坂本城の城門を移築したもの。
軒丸瓦には「大窪山」の文字。
667年に天智天皇から「西教寺」という寺号をいただく前は、「大窪山」という山号で呼ばれていたそうです。
総門の手前に、沢庵禅師の碑
総門を入ると右側に受付があり、拝観料@500円を納めました。
境内図
参道の左右に、7ヶ寺の塔頭が並んでいます。
左側手前から、禅智坊(写真は失念)
蓮心坊
聞證坊
禅林坊
右側手前から、禅明坊
徳乗坊
実成坊
西教寺文庫と収蔵庫のあいだに、波心庭
参道の正面突き当たりに、勅使門
勅使門に向かって左側に進むと、唐門
よーく見ると、麒麟の彫刻が。
寺紋は、空海さんの佐伯家と同じ「三羽雀」です。
唐門のこういう感じ、好きやなぁ♡
美しいですねぇ~( *´艸`)
宗祖大師殿
宝珠丸(真盛上人)像
北門
十三重石塔
石段を登ったところに中心伽藍があります。
手水場
手水場の屋根の軒丸瓦は「西教寺」の文字。
明智光秀の供養塔や、明智一族のお墓などが多数立ち並んでいます。
聖観音立像を祀る観音堂(茶所)
観音堂の前に、龍の頭?
納骨堂
鐘楼
本堂(重文)の前には、700個のガラス風鈴
本堂・客殿・書院・大本坊は回廊で結ばれており、本堂内拝は大本坊の玄関から入った受付で拝観券を提示します。
玄関前には、立砂
まずは本堂へ。
本堂の外陣に入らせていただきました。
須弥壇に、金色で丈六の阿弥陀如来坐像(重文)が祀られてます。
左右の宮殿式厨子には、秘仏の聖徳太子坐像・元三大師坐像を安置。
外陣に賓頭盧さんと、ちょっと怖い表情で鉦を振り上げた「身代わりの手白猿」が。
脇壇にて、ずっとお経を読んでおられる僧侶がおられ、時折、カーン(キーン?)と、鉦を鳴らされます。
不断念仏が何百年も前から続けられているのです。
本堂から客殿(重文)へ。
客殿を取り囲むように細長い枯山水
客殿は伏見城から移築されたもので、各部屋の襖や壁に、狩野派の絵が描かれています。
聖観音立像と地蔵半跏坐像等の仏像も祀られていました。
小堀遠州作の庭園
書院と客殿のあいだにある、穴太衆ゆかりの庭園
廊下に阿弥陀如来二十五菩薩石仏
裏書院庭園
大本坊の奥には、矢負大黒天像が祀られていました。
右足を踏み下げて座り、左手に剣を持つ武将姿のとてもかっこいい大黒天さんです。
大本坊庭園
床の間にお猿さん
堂宇の屋根には、お猿さんがたくさん。
槻坂(けやきざか)を下ると(写真は下ってから振り返って撮影)
羅漢さんと説法石がありました。
総門を出て、道路を隔てた向かい側に、塔頭の安養院があります。
2016年10月の参拝では見逃しました。
安養院の表門
軒丸瓦に「歓喜天」の文字があり、歓喜天さんの巾着が描かれています。
庫裡?書院?
阿弥陀堂
池には亀石
弁天堂
聖天堂と礼拝堂
聖天堂の屋根(ここには写っていませんが、歓喜天さん好物の二股大根が描かれた瓦もありました)
地蔵堂
西教寺にていただいた御朱印です。
本日の歩数 8101歩・歩いた距離 5.6km・上った階数 13階
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