宗派:天台宗延暦寺派 創建:796年(延暦15年) 開基:練公長者・空海
山門
手水場
鐘楼
経堂
左右のどちらかは稲荷社でした。もう片方は不明。
宝篋印塔
六地蔵さん
赤い橋を渡ると
弁天祠でしょうか。
本堂
まな板のように見えるものは・・・
板彫りの阿弥陀様でした!
庫裡にてお声かけすると、予約をしていなかったにも関わらず、快く本堂の内陣・内々陣に案内して下さいました。
内陣の天井から、衣類がたくさん掛かってています。
その様子が手水場の案内板にあったので、案内板の写真をパチリ↓↓
これは宗派を問わず、この地方に伝わる「道開け供養」と呼ばれる風習で、葬儀の終わりから地蔵盆の時期まで、初盆を迎える故人の衣類を掛けて、地蔵菩薩様に故人の冥福を祈るのだそうです。
内内陣のお厨子の扉を開けて下さり、像高169cmの地蔵菩薩立像(重文)を拝顔させていただきました。
平安前期の作で、榧の木の一木造り。
空海が遣唐使で中国に渡る前に彫ったと伝わっています。
右手は下ろして手のひらを見せ、左手に如意宝珠。
胡粉地(漆塗りの下地)の白色がかなり浮き出ています。
地蔵菩薩様を祀る厨子の左右に、白色の掌善童子と赤色の掌悪童子。
また、厨子を挟んだ左右に、三重塔があり、
向かって右側の三重塔は、下から摩利支天尊・獅子に乗った延命普賢菩薩(本来は象?)・象に乗った尊勝仏頂尊が祀られ
向かって左側の三重塔は、下から法華経・?(忘れてしまいました)・多宝如来と釈迦如来が祀られています。
僧形の賓頭盧さんや、不動明王像、弁財天坐像なども安置。
本堂の壁面に貼られていた『紙本墨画唐獅子図』曽我蕭白筆 2幅(重文)は、拝見できませんでした。
毎年4月20日から5月5日、書院にて 曽我蕭白の作品11点が公開されるそうです。
書院
4月には約700株の牡丹が咲き誇るそうです。
いただいた御朱印です。

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