福井県越前町、越知山 大谷寺(おおたんじ)
宗派:天台宗 創建:持統天皇6年(692年) 開基:泰澄大師
右手前は蓮池です。
山門
鐘楼
15時になると、自動的に梵鐘が鳴りだしたので、ビックリしました。
本堂
「越知山大権現」の扁額の下に、注連縄。こちらは神仏習合のお寺です。
外陣に入らせていただきました。
内陣の向かって左側の高いところに、越知山の山頂から下ろしてきたという越智山三所権現のお前立で、鎌倉時代の金剛仏(十一面観音・聖観音・阿弥陀如来)が祀られています。
不動明王坐像や金剛力士像など、たくさんの仏像が。
内陣の中央に泰澄大師像、脇侍に少し小さな浄定行者像と臥行者像が祀られています。
そして内陣の向かって右側には、ご本尊の阿弥陀如来坐像と十一面観音立像。
さらに右側の壁面に、閻魔大王様と十王さんたちなどが、ぎっしりと安置されています。
外陣の長押の上に、秘仏の越智山三所権現(十一面観音・聖観音・阿弥陀如来)の写真が掛けられていました。
毎年11月3日・4日に行われる『万灯会』の際に、御開帳されるそうです。
ご住職の奥様が、とても丁寧にいろいろと資料を見せて下さり、詳しく説明をして下さいました。
越知山大権現
越知神社御祈願所(越知神社は越知山の山頂付近にあります)
大師堂
ここにも注連縄が。
泰澄大師御廟所
九重塔(重文)
大谷寺は、泰澄大師が若き日の白山に登る前に修行した地であり、86歳で入定した地でもあります。
秋葉大明神
他にもよくわからない社がいくつかあり、大谷寺と越知神社里宮の区別が曖昧な、神仏習合を強く感じました。
いただいた御朱印です。
本日の歩数 8193歩・歩いた距離 5.8km・上った階数 16階
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