閻魔王と眷属が素晴らしい・白毫寺

奈良市白毫寺町の、関西花の寺二十五霊場第18番・大和北部八十八ヶ所霊場第63番札所、高円山 白毫寺(びゃくごうじ)へ。
宗派:真言律宗 創建:霊亀元年(715年) 開基:勤操 中興:興正菩薩
お寺の少し手前にある駐車場@700円に車を停めました。

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参道は、萩がたくさん。1ヶ月前なら美しかったでしょうね!
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山門
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こちらにも萩。
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拝観受付にて、入山料@500円を納めました。

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本堂
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外陣に入らせていただきました。
中央壇上に、阿弥陀如来坐像と、脇侍の観音・勢至菩薩が祀られています。
観音・勢至の両菩薩は腰を浮かして、すぐに立ち上がれる前傾姿勢。
背後には両界曼荼羅が。

不動明王像・聖徳太子2歳像も祀られています。
脇室に、ご本尊そっくりの阿弥陀坐像も。

石仏群
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苔がいっぱいの椅子
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不動明王尊
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十王地蔵像
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宝蔵 
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正面に祀られている阿弥陀如来坐像(重文)の光背は、上部のみしか残っていませんが、楽器を持った雲中供養菩薩のような化物が。
綺麗な衣の彩色が残る地蔵菩薩立像(重文)、高く髻を結った文殊菩薩坐像(重文)、眉毛が印象的な興正菩薩坐像(重文)。
十王の一人・太山王坐像(重文)は、体内に残された墨書により、運慶の孫・康円の作と判明したそうです。
閻魔大王坐像と司命半跏像・司録半跏像 (すべて重文)はものすごい迫力です。こちらも康円一派の作。

空慶上人が祀られている御影堂。
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境内からは奈良市街が一望できます。興福寺の五重塔も見えました。
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五色椿については、2018年4月の日記をどうぞ。

いただいた御朱印です。
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